昔の自分と今を比較して
自分の就職のときの話を少しします。
2009年大学を卒業しました。
医学のコースはご存じの通り6年間あります。今は少し変わっていますが、1年は一般教養。2年は解剖実習と生理学。3-4年は臨床各論と勉強し、5年で病院実習に出ます。
6年になると就職活動に向けて動き出します。
6週間程度のフリー実習(名前忘れた)があり、自由に実習先が決められました。友達の実家の医院にしたり、バカンスのために離島に出かけている同級生もいました。
自分は実家の近くの病院に行き、のんびりと実家暮らしを行い、そこから関西中心に実習に回りました。
なぜ関西かと言うと、ずばりこれ
関東にいるのに飽きていたからです。
医療の内容がなにやら関東と関西で少し違うという噂を聞き、このまま関東に残ったままで良いのかと思う様になっていました。実家からの距離も関西圏の方が近かったこともあり、関西の病院ばかりを調べていました。
はじめは大阪の小児もたくさん見ている病院に行きましたが、なんとなく街の雰囲気になじめなそうで(そこかい!)、次は京都を探しました。
大阪に行く気まんまんだったので、京都の実習は1日しか予定していませんでした。
京都第二赤十字病院は、京都の中心部からほど近く、京都御所と二条城のちょうど中間あたりにあります。当時は救急センターを含む新病棟ができてまだ5年ほどであり、その綺麗な病院で働きたい思いがとても強くなりました(整形外科病棟は一番古かったのは後の祭り)。
そして、なによりも手術室に入るときに当時はまだ珍しい『指紋認証』があり、田舎者の自分はなんとハイテクな施設だと度肝を抜かれていました。
実際に住むことを考えると、歩いて数分のところに寮があり、通勤通学時間が苦手な自分にとって最適な環境がそこにはありました。あとこれは住んでみてからですが、繁華街へも歩いて行ける程度の距離であり、楽しい京都ライフを送るのにベストな選択ができました。
面白い先輩や同僚にも恵まれ、医師としてのスタートを切るのに中身がどのようなものかを事前に調べなくてもなんとかなりました。
参考になるかどうかわかりませんが、自分が初めに就職を決めた理由を列挙します
・建物が新しい
・ハイテク機器がある
・住みやすい環境
・人が面白い
中身のことはまったく見ていませんでした。それでもちゃんと立派に成長していると思います。
さて、この項目を当院にあてはめてみます。
建物が新しい
2021年10月の開院を目指しています。
ハイテク機器がある
他の病院では使用していない様な器具や装備を取り入れます。
住みやすい環境
住みよさランキング2020で関東内4位!(全国19位)
人が面白い
様々な分野のスペシャリストを揃えます。
こんな環境を用意します。
ぜひ飛び込んでみてください。
中川将吾
小児整形外科専門ドクター
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