こども同士とおとなの関わり方
こんばんは。中川です。
今日は遊びの中で見つけた『こどもと大人の違い』をよく考えてみます。
みなさんはこのことについてどう考えますか?
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こどもが持つ興味を大人が理解すること
こどもの興味の先は本当に理解できませんよね。
「なんでここにこだわるの?」「なにが面白いの?」「どうやったら・・・?」
毎日が疑問符のオンパレードだと思います。でも、こどもたちも大人たちの行動に疑問を持って生活していると思います。
疑問を持って、まねしてやってみて、そこから自分の中の『楽しい』にあった行動を覚えていくのが成長です。
大人が気持ち良く親として成長していくためには、この逆をやってみるのが良いのではないかと思っています。
経験がただの大人を親にする
こどもの行動。それを理解できるかどうかではなく、やってみる。そこで、初めてわかることもあります。目線が違うと、力の使い方が違うと、相手が違うと自分の中で考えていたこととまったく違ったコトが見えて来ます。
そういう視点を持つことで、その子にとっての親として成長していくのではないでしょうか。
お母さんは赤ちゃんの泣き声で何をして欲しいかが分かる人もいると言います。それこそ、赤ちゃんのことを理解して上げようと、その子の気持ちになって考え、何度も何度も想いをめぐらせた結果です。
いつしか、親の側を少しずつ離れて自立した行動をとっていきます。その時に寄り添うことをやめてしまい、こどもの気持ちを考えられなくなることで親としての成長も止まってしまうのではないのかと思い、自分も気をつけているところです。
お互いに成長できる存在を目指して
ここまで来て、こいつ何言ってんだって人もいるかもしれません。こどもと心を通わせるのが難しいことに感じることもあります。
そんなときは見守るに徹してみても良いかもしれません。よりこどものことを理解して上げられる存在に委ねてみる。それはおそらく同じくらいの歳の子です。
彼ら/彼女らは、言葉を交わさなくてもあっという間に物語を自分たちで造り上げていたりします。そこに大人の入る余地はあまりありません。
自分は公園に行くと、小さな子にも積極的に話しかけています。少し怪しい人かもしれませんが。。。
でも、その会話の中にたくさんのヒントが含まれています。
遊ぶときに大人が「あれこれしなさい」と言うのではなく、自分より少しできる子についていくことで自然とできるようになっている。この繰り返しが成長を促していくのです。
より身近な目標となる人がいれば、それが最高。親としてそれができるか。それとも近所の友だちに負けてしまうのか。
今日は小児整形外科医としての父の実力が試されていると感じました。
中川将吾
小児整形外科専門ドクター