音楽の提供できる価値ってなんだろう?って考えたログ。結論:繋がり
正直、集客に困ってます。
困ってるというか、どうすればライブを見に来てくれるのかわからない。
今フリーランスでWEBデザイナーもやってますが、そっちの仕事の方はお客さまにも恵まれて順調にお仕事は絶え間なくある状態なのに、音楽の方は・・・なんでだろう?なにがちがうんだろう?と考えてます。
WEBデザインのお仕事の方は、たしかに私ができることが明確でお客さんも求めるものが明確で、それでぴったんこ需要と供給が合うからってことでしょうし、リピートしてくれるのも良い仕事・良い成果物を提供しているからと自負してますが、果たして音楽の方はどうなのか?ってことですよねー
ライブを見に来てくれた人に感想聞くと「よかった」「また行く」と言ってくれますが、まあリップサービスもあるでしょうし本人に目の前にしたらそう言うでしょうし。
あ、これはお客さまを批判しているわけじゃなく人間の心理や認知行動学的なことでも一般論としてそんな感じなんじゃないかなーってことです。
私はTwitterとかで興味を持ったバンドとか、たまに見に行ったり対バンで知り合ってかっこよかったバンドをもう一度見に行ったりまた対バン組んでもらったりと積極的な方なので、私みたいな人間が特殊なんだろうと思います。
逆に「ライブありますきてください」という宣伝ツイートなんかも私自身も積極的にしてますが、自分の中のリトルMINAちゃんが第三者視点で自分の宣伝見て「じゃああなたは何を私に提供してくれるの?」って思うんですね。
んで、「私が音楽で提供する価値ってなんだろう?」って考える。
お金を頂戴してライブを見てもらうんだからもちろんお値段以上ニトリ以上の価値を提供したいと常々思ってはおり、そのために演奏・サウンドを磨くことは当たり前のことでそれ以上の価値を!
ライブハウスのステージで演奏するのは一つの舞台芸術でもあるわけだから、よりエンターテインメント性を高めるためには?見る人に感動や喜びや楽しさを感じてもらうには?
演奏やサウンドはもちろんだけどそれ以上なにができる?
などなどいろいろ考えて、プロジェクターで映像映すしながらって演出をやってますが、それも二番煎じというか、スクリーン映像演出やプロジェクションマッピングもいろんな人がやってますしねー特に目新しいわけでもなく。
一応、上半身裸の上に映像を投影するっていう形でやってますが、それってお客さんは楽しんでもらえてるのかどうか?っていうのも手探りだし、やっぱギタープレイや楽曲クオリティがメインであるべきでそっちに重きをおいて普段も稽古しているから、バンドやってるときからギタリストとしても評価いただいてたのでそっちは自信あるんだけど・・・
自分自身も人のライブやプロのライブとか見に行くし感動する経験はたくさんあるので、それを思い返してみると、私は筋肉少女帯のライブにはもう足掛け30年くらい通ってます。
楽曲や演奏が好きって言うのはもちろんあるけど、大槻ケンヂのカリスマ性に惹かれているのかなと思います。
若い頃、悩み多きティーンエイジャーの頃、筋肉少女帯・大槻ケンヂにどれだけ救われたか励まされたか共感したかっていうところかなー?
未だに彼は私の中のヒーロー・スター・10万人の兄貴なんですよね。
ファンってそういうこと?それだけじゃないと思うけど、自分自身と照らし合わせるとそういうことなのかも。
うーん、でもそれって音楽と関係あるのかな?彼が音楽やってなくても本も書いてるしその本も読んでるし、やっぱそこはカリスマ・オーケンっていうポジションとその信者みたいな感じかも。
でも筋肉少女帯のライブは毎回楽しいし、UZMKもしょっちゅういくけど違う興奮があるし、こないだの三谷さんのライブも気持ちよかったし、ももクロのライブやあゆくまのライブもいつも感動してたし、それぞれの感動やライブの共通点ってなんだろう?それが答えorヒントかも?
楽曲や演奏・ステージパフォーマンスは当然クオリティ高くて必然だと思うけど、それ以外・・・
やっぱ気持ちの問題?
脳科学的に幸せってなんじゃろか?っていうのが、セロトニン・オキシトシン・ドーパミンという脳内物質だかなんだからしく。他にもあるけど大きくはこの3つが主な要素らしい。
セロトニンはよく言われる幸せホルモンってやつで、シンプルに幸福感やリラックス感、精神を落ち着かせてくれるホルモン?確か
オキシトシンは人や動物・世界との繋がりや「一人じゃない」みたいな感じで分泌され多幸感を感じるような
ドーパミンは興奮時のあれですよね、パチンコとかギャンブルで当たった時にぶわーってなるやつ
オキシトシン?
バンドとの一体感、オーディエンスとの一体感、ライブハウスやコンサート会場と言う中での一体感。
確かに私はライブを見に行くのは「体験」を求めて行きます。
なのであまりグッズとかは買わないんですが(ライブ後はハッピーになって財布の紐が緩みますが)、みんなそれぞれバンドロゴが入ったTシャツとか着たり、グッズを身に付けたりするそれも一体感を演出するひとつですよね。
フライヤーにサインが入ってたりしても、知らないバンドでもなんか嬉しいですもん。
私もお土産に手書きでメッセージ添えたりするのですが、喜んでもらえますし。
他の対バンさんとか見ててたまに思うのが、ステージとフロアの間に見えない壁があるバンドもいるなーって。いい音楽やってるけどもうひとつ感じないのはそう言う部分かも。その壁を破壊してバンドの方からお客さんの方に心を開いて飛び込んでいかないと、一体感は生まれないのかも。
そのためにも、あの手この手でお客さんとの距離を縮める工夫をしないとなーって思います。
「自分は一人じゃない」って感じることがライブを見てて思うことあります。
その感覚なのかも。音楽が提供できる価値のひとつ。
感情を揺さぶるって言うのは、音楽に限らず、絵画展を見に行っても感じることは多々ありますし、演劇舞台でも映画でもそうですよね。そういうことか。
楽曲作る時もギター弾いている時も常にそれは、聴いてくれる人の感情を揺さぶりたいってのは思って表現しているつもりではいるんですが、結果としてそれができているのか裏付けがないのがもどかしい
先ほどの疑問に立ち返って、「じゃああなたは何を私に提供してくれるの?」って改めてなんだろう
「一体感」「感動」それを約束します!って宣伝しても、どうなの?って思う。説得力がない。無名の私が何を言おうと「お前誰やねん!」って話になるだけかと。
「お前誰やねん!」をまず払拭していく活動が必要なのかな?
確かにSNSとかでしょっちゅう更新している人を「あの人」と認知している。宣伝ばかりの人は「宣伝ばかりの人」と認知してるし、たわいもないプライベート8割くらいでたまにバンドの宣伝する人は「あのおもしろい人」みたいに認知してる。
最近の私はライブの宣伝ばっかりツイートしてるので「宣伝ばかりの人」と認知されているのかも。多分そう。改めよう。
でもインターネットがあるおかげで「繋がり」を構築しやすい世の中になっている気はします。薄い繋がりだけど、まったくつながらないよりはまし。
そのうえで、リアルに繋がっていけたら、残りの人生幸せに疾走できそうな気がする
うつ病マックスだった頃は、もう人間関係なんかいらない!と思ってたけど、人生の終わりが見え始めて、やはり人と人との繋がりが大事なんだと思いました。
仕事では人と人との繋がり・縁で順繰り仕事が巡ってくる、音楽活動もそう言うものなんじゃなかろうか。
提供するものが違うだけで本質は同じなような。
売れたい・ビッグになりたいと思っている人もたくさんいると思うし、実際に売れてビッグになった人たちも、最初からそうだったわけじゃなく、いろんな人との繋がりを大事にしてきたからコツコツとファンが増えていったのか、何かのきっかけでたくさんの人と繋がることができたパターンもあるかもだけど、本質は、少なくとも自分の人生を振り返ってみてとても宝だとおもうのは人との繋がりだったかなあと。
じゃあ「つながり」をテーマに大事に、コツコツやりますか。
では一応宣伝!ライブ出演情報です!
「感動」「一体感」を体感しに来てください!
みんなで一つに繋がりましょう!
日程:2022/10/23(日)
会場:芸術創造空間Kansai ON AIR L7
住所:大阪市浪速区恵美須東1-12-9 wビル2階
チケット:adv2500 door3000 +D500
お問い合わせ:DM または email : famiress@gmail.com
今決まってるライブスケジュール
2022/12/25(日) 芸術創造空間Kansai ON AIR L7
2023/2/25(土) 芸術創造空間Kansai ON AIR L7
2023/4/22(土) 芸術創造空間Kansai ON AIR L7
MINAのウェブサイト https://harami.love
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