日本の中で不登校の子は、16万人いるといわれています。 その中で「学校以外の選択肢」を選び、自分の子どもにあった学びの環境を作っている家庭があります。 その子ども、その家庭によって完全オーダーメイドな「ホームスクール」。 他の家庭はどんなことを大事にしているの?どんなことやっているの? ホームスクーラーのブログの紹介や、実践家庭の投稿から、子だけでなく、親も一緒に成長していくための共同運営マガジンです。
あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。しばらく更新があいてしまったので、近況報告と、お願いのnoteです。 娘が小1の夏休み明けに「学校に行きたくない」「行くくらいなら死にたい」と言い出してから、会社員として20年近く働いた私は退職せざるをえなくなり、人生が一変しました。 我が子は、どんな環境であれば健全に成長できるのだろうか。 インターネットでひたすら情報収集し、いろんな人の話を聞き、それまで疑ったことのなかった学校以外の選択も
前回のnote。 「親だけで子育てしない」…そりゃそうだよなーと思われるのでは。でもそれってどうやったらいいの? という相談を受けることも、少しずつ増えてきました。 なんか不登校の母のわりにあんたたち楽しみすぎじゃない?? という声もうっすら聞こえてくるようなこないような… 笑 ↑ なんやかんや理由つけて、踊っているしね… 「親だけで子育てしない」その時の、親としての役割は、親として私がしていることは何なのだろう…? 「常識的にはよくない」という感情をなるべく持
小3不登校娘、Stay Home期間のおこもりライフを満喫する 緊急事態宣言が解除される1~2週間前から、私には密かに心配して気が重~くなることがあった。 「宣言が解除されても、娘は引きこもって外に出てこないのではなかろうか」 この4月から小3の娘は、小1夏休み明けから不登校になり現在は「学校へ行かない」ことを選択しているホームスクーラーだ。 経緯はこちら ↓ いろんな居場所を探しながら、今、落ち着いているのが「楽ちん堂カフェ」という近所にあるコミュニティカ
娘が小1の夏休み明け「学校行きたくない」と言い出し、11月の学芸会後に完全不登校になって、もうすぐ一年。 えっ、まだ一年しか経っていないのか……。とビックリしてしまった。 去年までは一年が経つのはあっという間だったが、この一年は本当に長かった。前半は「学校へ行けない」辛さもあったが、後半は「学校へ行かない」道を選択したことで、どんどん刺激を得て新しい価値観をインストールするというか、子どものように学びが濃すぎて長く感じた一年だった。 誰のための「居場所探し」だったのか
「好きな『こと』より好きな『行動』の方に、その人の価値観があらわれるから、キャリアにつながりやすい」というある人のツイートを読んで、娘の好きな行動について、寝る前にお話した。 娘は最初に「頭を使うのが好きなんだよねー」と言った。 その他、 ・楽しいことを企画するのが好き ・工作するのが好き ・メイクするのが好き ・料理をつくることが好き ・猫をかわいがるのが好き ・ヨガのように、ゆったり運動するのが好き 好きがいっぱい増えていた。 一方で「動画を考えて撮るのは好きなんだ
コンセプトキッチン「ミングル」を体験してきた スープ作家の有賀薫さんが発明した、コンセプトキッチン「ミングル」。家事の簡略化と食の豊かさという、一見相反する2つを両立しようと実験的に作られたものです。これを体験させてもらいに、ご自宅まで伺ってきました。 ミングルについて詳しくはこちら ↓ こちらのサムネイルを見てわかるとおり、簡単な料理なら、食卓で調理~後片付けまで(食洗器が備え付けてある)ここで完結する素敵すぎるキッチン! ちなみに、ミングルの名前の由来は… やれ
(2019年3月に書いた記事を、別アカウントから移設したものです) 「働く母の呪い」は強烈だ。 呪いというか、罪悪感というか。 保育園に入園した時から言われ続ける。 「こんなに小さいのに、預けてかわいそうに」「子供をよく見てやって」「手間をかけてあげて」 けれども、そんなことはないと、私は身を持って知っている。 預ける相手は保育のプロ集団だ。 同じように子育てを試行錯誤するママ友パパ友もいる。 何もかもが初めてのウッカリ母のワンオペ育児よりも、ずっと良い。 一番よいの
(2019年2月に書いた記事を、別アカウントから移設したものです) 食生活が破綻していた我が家我が家は、エンゲル係数が非常に高い。 外食、コンビニ、お惣菜屋さん、Uber Eats。 小さい子供がいるにも関わらず、もともと家事が好きでないこともあって、自分がご機嫌でいるために、私はほとんどご飯を作っていなかった。 料理のハードルは下げる努力はしてきた。 もちろん食洗機はある。 Kit Oisix(一食分の食材がカットされて調理するだけになったもの)も使ったけど、長続きし
世田谷ものづくり学校のキッズワークショップへ、フランスから遊びに来たお友だちと一緒に。 はじめて行ったけど、何かを自分も作りたくなるような素敵な場所だった。娘たちは陶芸とバーバリウムに挑戦。 その後たまたま行った公園で、花火に参加し、別れたあとは家族でフロ活。今日もいい湯でした♨️ TikTok2作目はスライドショーで。
小1の娘が昨年の夏休み明け「学校に行きたくない」と言い出してから、「娘にとって望ましい環境」と「学校」についてずっと走りながら考えてきた。いろんなところに出かけて、価値観を書き換えられてきた。 この一年間で、自分の中で固まったスタンスをこのnoteを書くことで明らかにしていきたい。 学校に行けなくなった当初、私は学校を恨んだ。 娘が学校に行きたくない理由として、最初に言葉にして言ったことは「保育園では、何かあると皆が納得できるまで話し合っていたのに、小学校にはそれがない
ホームスクーラーのお友達の企画で、すみだ水族館に行ってきた。 TikTokデビューww 夏休みの水族館は混んでいたけど、涼しくて快適。 はじめての子たちもいたけど、子どもたちはお互いを探し回ったり、魚を鑑賞せずに、そこらにある階段やスロープの登り降りを一日中楽しんでました。何故か汗ビッショリ💦 何でも遊びに変えられるんだよね、子どもって。 #ホームスクール #ホームスクール #育児 #夏休み
この記事を書こうと思ったキッカケは、以下のツイートに、(私にしては)たくさんの「いいね!」をもらったことでした。 このTweetについて、具体的にお伝えするnoteです。 子どもとずっと一緒にいても、辛くなくなった長い長い夏休み。 子どもたちにとって、有意義な、楽しい時間を過ごさせてあげたいと思う親ほど「大変」「辛い」と感じる方も多いようです。 しかも、三食栄養管理もしつつ。 Twitterでは「#主婦らの夏休み戦争」なんてタグができるほどです。 ホームスクーラーの親は
「学校に行かない」ことの罪悪感、ありますか?本日は、我が家のことを書こうと思います。というか、私のことを。 まだ、我が家は不登校歴が半年強と浅いので、「ホームスクール、してますか?」と問われたら、「ホーム、ですけど、スクール(学びの場)になってるかどうか…」と答えてしまうのですが、不登校そのものは肯定的に受け止めています。 「不登校」という状態を、親子どもども平穏に受け止め、楽しめるかどうかは、タイトルにあるとおり、「学校に行かない」ことへの罪悪感の有無に尽きる、と私は思
「こども専門家アカデミーin世田谷」に初参加しました。 子どもにかかわる多様な職種が、互いのことをよく知り、協働するためのプラットフォームという位置づけで、小児科医師の山口有紗先生が主催しているコミュニティ。 探そうと思えば、いろいろ素敵な場があるもんですね。。 私は、今回のテーマ「こども中心の『がっこう』再考」に興味を持ち、参加しました。 「校則がない学校」として朝日新聞で取り上げられたり、SNSで有名になった、世田谷区立桜丘中の西郷校長先生のご講演がプログラムの一つに
私はこれまで、企業の広報の仕事をやってきたので、自分がnoteを続けていく上で「何をテーマ」にするのがよいのか悩みすぎて、はじめるまでに時間がかかってしまった。 でもそれと同じくらい大事なのが、「誰に読んでもらうか」だ。 「不登校家族の自立・成長」がテーマだから、読んでもらう対象も、不登校の当事者と家族だとぼんやり思っていた。 でも先日「みんみん」こと井上みはるさんという方の講演を聴いて、考えを改めた。タイトルは「子どもが学校に行きたくない!と言ったときに知っておくとい
はじめまして。藍と申します。 2018年の12月まで、20年近く一般企業の正社員として働いていました。 最初の5年は旅行出版社の編集者、その後は組織開発コンサルティング会社の広報担当として。私は、仕事ができるかどうかは別として、仕事をしている自分が好きでした。 一人娘がいるのですが、当然のように0歳4か月から保育園に預け、夜間保育も土曜保育も病児保育もお願いしながら働き続け、園の中で保育時間No.1くらいの感じでした。 ところが、小学校に入学した昨年(2018年)の夏休み