患者の立場になって感じたこと…。
医療者と患者側の間に仲介役って、絶対に必要じゃない?
姉が救急搬送され、義理兄と待ち続けること3時間。
顔を歪めストレッチャーに横たわる姉を前に、医師からの話が唐突に始まった。
『このまま出血が止まらなければ命の危険も』と3回、繰り返された時、義理兄が座り込んだ…。
必要書類のサインは自分が行い、義理兄を車椅子に乗せて待合室へ戻る。
あまりに受け入れ難い状況で混乱する頭の中、患者および患者家族って、こんな状態なんだ…感じた。
医療従事者である自分でさえ、医師からの説明を理解するのは難しい。
この時の説明を半分くらいしか覚えていなかったことに気が付いたのは、治療が始まったてからだった。
医療者側は丁寧に説明してくれているにも関わらず、患者・家族は半分以下くらいしか理解できていないのではないか。
今の現場では、看護師が患者・家族の理解度を把握する〜となっているが、そんなの無理である。
というか、患者・家族は看護師から声を掛けられても90%以上の人は『大丈夫です』と返答するだろう。
コレが今の現状だと思う。
医療側でも患者側でもない医療従事者が間に入る重要性を強く感じた。
そして、この後も同様に感じる場面が沢山あった。
仲介役は絶対に必要である。
その担い手になりたいって思うようになった。
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