最近の記事

神戸新聞杯 予想メモ

コース形態 今年は中京2200での施行となる。 ↓は中京2000の内容。 中京2200はスタートが200m後ろになるぶん、登りスタートではなく下りスタート。テンがある馬はダッシュがつきやすく、最初の1Fのうちに先行馬の隊列は決まりやすい。1角まで500m程度と長いが、2F目は登り坂でペースを落ち着かせやすく、そのままスロー寄りで流れやすい。 その後は中京2000と同じだが、坂越え2回になるレイアウト、かつ脚を溜める距離が長くなるぶんペースアップのタイミングが早くなりやす

    • オールカマー 予想メモ

      コース形態 TB想定 先週時点では少し内有利かつ高速馬場で、今週からB→Cコースへ替わる。 かなりの内有利TBになる可能性もあるので、注意したいところ。 レーベンスティール エプソムCでは格の違いを見せつける完勝で、新潟大賞典こそ不可解な敗戦だったものの、重賞級以上の能力であることを改めて示した。 今回のメンバーはG1出走馬もいるのでエプソムCに比べると少し強いが、昨年(タイトルホルダー、ローシャムパーク、ゼッフィーロ、ガイアフォースなど・・・)に比べるとG1でも勝

      • ローズS セントライト記念 振り返り

        ローズS最終印 TB・展開 TBはコース替わりだが内有利はほんの少しあるかないかというくらいでほぼフラット。 稍重馬場だったが、その影響もなかった。 3F 36.1-35.4、5F 60.3-59.6と見た目はスロー寄りだが、逃げ馬は大逃げを打ってのこのラップであり、2番手以降はかなり離れて推定61.6、3番手で61.8、4番手で62.0程度と縦長のわりにペースが遅く、中団以降もそこまで横に広がらず縦にバラけ気味の隊列(重賞級・OP級の馬と条件級が混ざる世代重賞なので、

        • セントライト記念 予想メモ

          コース形態 TB想定 先週時点では強烈な高速馬場だが見た目ほど内有利ではなく若干程度。 ただ、追込はペース次第では物理(時計)的に厳しい可能性もあるので。先行馬の抜け出し&惰性が基本優先になりそう。 コスモキュランダ 皐月賞2着馬。この時点で実績実力共に最上位。 内容もモレイラ騎手が上手く乗った面もあるが、自ら仕掛けて勝ちに行く競馬ではなかったぶん若干劣るとはいえ勝ち馬ジャスティンミラノ・3着ジャンタルマンタルと遜色ない競馬であり、ほとんど優位な差は無いと言えるもの

        神戸新聞杯 予想メモ

          ローズS 予想メモ

          コース形態 今年は中京2000での施行となる。 TB想定 先週通りなら内外フラットだが、今週からBコース替わりのため、再度内有利になる可能性は考えておきたい。 レガレイラ ここまで果敢に世代の牡馬一線級と戦い続け、ついに今回牝馬限定であるこのレースを選択。基本的にNHKマイルなどの内容を見ると今年も牡馬の方が強そうな傾向はあるので、相手関係的には条件戦の馬も含まれていることも含めて大幅に弱化。 皐月賞・日本ダービーともに位置取りの都合で展開が向かなかっただけなので

          ローズS 予想メモ

          紫苑S セントウルS 京成杯AH 振り返り

          紫苑S最終印 TB・展開 TBは開幕週だがそこまで内の有利度合いは強くなく、(不利を除けば)能力差を覆しきるほどではなかった。 とにかく馬場が速く、レコードレベルの時計が頻発。惰性も使い放題で、基本的には前が簡単には止まらない状況だった。差し追い込みは内でロス無く立ち回るなど上手く溜めてキレで差す瞬発力が求められた。 つまり、時計のわりには外や後方が用無しになるほど差せないわけでもなく、フラット寄りの若干内、というところ。 3F 34.7-34.0、5F 58.8-57

          紫苑S セントウルS 京成杯AH 振り返り

          京成杯AH 予想メモ

          コース形態 TB想定 開幕週なので、まずは様子を見たい。 秋初めの中山は野芝中心なので時計が出やすいので、基本的にはロス無く回るほど利があるので内有利になりやすい。 アスコリピチェーノ 55.5 2歳女王に輝いたものの、3歳ではまだ未勝利。しかし、桜花賞、NHKマイルでともに2着と世代トップマイラーなのは言うまでもない。 ただし、NHKマイルを見る限り不利があったことを加味してもジャンタルマンタルが傑出していた内容で、この馬は明確に彼よりは下の評価を与えざるを得ない

          京成杯AH 予想メモ

          セントウルS 予想メモ

          コース形態 中京1200での施行となる。 TB想定 前週は道悪での開催だったため、内が一気に掘られた。 少なくとも内有利は望みにくい状況で、フラット想定。 ピューロマジック 北九州記念の勝ちは高いダッシュ力を生かして逃げ切ったものであり、着差も付けてスプリンターとして高い能力を示した。 今回も53kgなので特に重くないため、葵S、北九州記念通り走れれば今回も先手は取れそう。 ただし、葵Sは超高速馬場で行ったっきりの流れ、北九州記念もやや速い時計で若干内有利TBを生

          セントウルS 予想メモ

          紫苑S 予想メモ

          コース形態 TB想定 開幕週なので、まずは様子を見たい。 秋初めの中山は野芝中心なので時計が出やすい。基本的にはロス無く立ち回るほうが利があるので、内有利になりやすい。 ボンドガール 3歳春は牝馬限定戦を捨てて混合戦であるNZT、NHKマイルという路線を選んだがお世辞にも上手くいかず低迷も危惧されたが、初の古馬戦は牝馬限定重賞であるクイーンSを選び、いつもと違う差す競馬で2着に好走。勝負どころでやや前が詰まるなどスムーズに行かなかったところもあったため、ほぼ位置取り

          紫苑S 予想メモ

          札幌2歳S 小倉2歳S 新潟記念 振り返り

          札幌2歳STB・展開 TBはフラット。最終週で洋芝の重馬場なのもあり時計は掛かった。ただし、昨年ほどの水準ではなく(というか昨年の芝が傷みまくってたので酷すぎた)、道悪適性の重要度はそこまで高くはなさそうだった。 3F 36.3-37.2、4F48.8-49.4(5F61.0)と全体的に掛かっており、ペースも教育的な観点から折り合い重視のスローになりやすい2歳戦にしては流れたといえそう。ペースアップ区間がなかったため、それだけ脚が溜まる流れではなかったということで、マラソ

          札幌2歳S 小倉2歳S 新潟記念 振り返り

          新潟記念 予想メモ

          コース形態 TB想定 先週時点ではフラット。展開・ポジショニングのほうが優先されそう。 ライトバック 52.0 3歳牝馬世代では上位クラスであり、現時点ではステレンボッシュ・アスコリピチェーノ・チェルヴィニアに次ぐレベル。中距離に絞れば(アスコリピチェーノ除外)3番手候補である。トップにはやや劣るが十分胸を張れる立場。 桜花賞・オークス3着と素晴らしい実績。桜花賞でガッツリ下げる競馬で結果が出たのがターニングポイント。アルテミスSでは気難しい面を見せてしまったものの

          新潟記念 予想メモ

          新潟2歳S キーンランドC 振り返り

          新潟2歳STB・展開 TBは開催終盤でほぼフラットになった。 3F35.0-34.5、4F47.7-46.5(5F59.7)とほぼ昨年に近いスローペース。2歳戦は教育も兼ねて基本スローになるのだが、それ基準では若干速めかなというところ。そこまで無理のあるペースではない。 昨年は阪神JF馬アスコリピチェーノが輩出されたレースのため、素質馬が昨年よりも集まり昨年比では見た目は好メンバーではあったが、ハイレベルかどうか?までは何とも言えない。 トータルクラリティ 行きたい馬

          新潟2歳S キーンランドC 振り返り

          キーンランドC 予想メモ

          コース形態 TB想定 先週時点ではやや内有利TB、かつ洋芝の生育が暑さで遅れて時計が普通に出ている。 これが継続の場合、差し馬は例年よりさらに苦戦する可能性が高い。 また、雨予報のため、そもそも不良レベルの極悪馬場となればそもそも馬券を買えない状態になりかねないことを頭に入れておくべきである。 ナムラクレア 何度も触れているので説明不要レベルだが、安定感の高いスプリントの現役トップクラス。 G1こそ噛み合わずに取りこぼし続けているが、その全てのレースが負けて強しで内

          キーンランドC 予想メモ

          CBC賞 札幌記念 振り返り

          CBC賞最終印 TB・展開 TBは差しも決まるほぼフラットではあったが、1200に関しては時計が速いのもありやや内前有利というところ。 3F 33.6-33.9とスプリント重賞にしてはそこまで速くないペースで、この時計・上がりだと差すのは厳しい流れ。TB含めてほぼ内前残りとなった。 3枠2頭が非常に素晴らしいスタートを決めたため、逃げるつもりだったグレイトゲイナー、レッドヒルシューズにとっては誤算だったか。 ドロップオブライト スタートを決め、1枠を生かして番手グル

          CBC賞 札幌記念 振り返り

          CBC賞 予想メモ

          コース形態 TB想定 先週時点では若干の内有利で、時計がかなり速い。 TBはともかく、この時計水準だと軽斤量馬の惰性押し切り、後方用無しの可能性には気をつけたいところ。 アグリ 58.5 スプリント重賞の安定株。G2~G3なら崩れなく走っており、能力上位。 シルクロードSも58kgのトップハンデでしっかり2着に好走。勝ち馬のルガルに離されたとはいえ、勝ち馬が結構恵まれたものなので、着差ほどの内容の差はない。他にはきっちり先着し、格を見せつけた。 今回はついに58.5

          CBC賞 予想メモ

          札幌記念 予想メモ

          コース形態 TB想定 先週時点では差しも可能だったが、Bコース替わり。 内有利ならば先行馬の前残りには注意したい。 プログノーシス 現役5強の一角。現状の格だけで言えばドウデュース、スターズオンアース、リバティアイランドには少し劣るものの、実力的にはほとんど大差なく、地力と少しの展開だけで逆転可能である水準。 つまり、G1を力で勝てるポテンシャルをすでに持っていると言っていいものであり、今回のメンバーで真っ向から立ち向かえる資格のある馬は不在。見た目は豪華だが、実際

          札幌記念 予想メモ