【稼ぐ】相手に好かれる褒め方のポイント6選
今回のテーマは『現金を配るレベルで好かれる褒め方の科学』です。
褒め方とは?
『褒め方』と言っても要はコミュニケーションテクニックの話です。
相手との対話の中で
・自分の印象をよくする
・相手の気分をよくする
ことで、
相手との良好な関係を築く
ことを目的としたものになります。
最初に説明した「現金を配るレベルで~」というのは人間の脳に与える影響を言っています。
褒められるという行為は報酬系を刺激し、お金をもらうより強い快感を脳に与えるんです。
認められているという幸福感
の影響はとても強いということですね。
褒め方の具体的なポイント6選
1.言葉の選び方
誤解を与えやすい言葉は絶対に使わないようにしましょう。
例えば、「あなたにこんな美味しい料理をご馳走して貰えるなんて珍しい」といって褒めた場合。
『珍しい』は「私がこんなに美味しい料理を食べる機会はとても貴重」と言う意味で使っていても、
「ご馳走してもらうことが稀である」
「料理が美味しいことが稀である」
とも取れてしまうため、相手に不快感を与えてしまうんですね。
その言葉の意図がしっかりと伝わるようにしたいですね。
また、極端な言葉を使わないようにしましょう
こちらは子供の教育を意識した部分ですが、
過剰な賞賛は自己評価を上げすぎて自己陶酔に陥ることもあり、長期的な影響をみると避けたほうがいい褒め方とされています。
2.感情を込める
感情のこもっていない褒め方は
「誠意がない」
「こちらをコントロールしようとしている」
という印象を与えてしまいます。
「感情を込めて褒める」を心がけましょう。
「そんなに感情を込められるような部分は見つけられないよ」
と思う人もいるでしょうがご安心ください。
ずっと褒め続ける必要はないのです。
そもそも称賛は
回数が増えるほど、その効果は薄くなる
と言われています。
自分が本当に心を動かされた部分だけをピンポイントで感情を込めて褒めればその効果は絶大ということ。
感情が乗せられない内容を無理に褒めようとするのは逆効果です。
3.打算や欲望を感じさせてはいけない
羨ましさを含んだ褒め方やセールストークを感じさせる褒め方は相手への印象を極端に悪くする事がわかっています。
特にセールストークは
「この後自分にとっていい条件を引き出すつもりだな」
と相手に思われ、印象は最悪になります。
また、嫉妬を含んだ言い方は注意しないといけません。
「羨ましい」などの言い回しは自分の嫉妬や妬みなどの感情を含む言葉として相手に不快感を与えてしまいます。
高級なバッグを褒めたいなら
「素敵なバッグね、羨ましいわ」
ではなく、
「そのバッグ、アクセサリーと合っていてとてもセンスがいいわね」
と言って選択した相手のセンスを褒めたり、
「そういった〇〇なバッグ、私も探してるんだけど、どうやったら見つけられるの?」
と言ってアドバイスを求めるなどの言い回しをしたりしましょう。
4.相手がコントロールしていることを褒める
無意識にやってしまっている人は非常に多い褒め方として
「この絵は才能があるね」
「女の子だから気が利くね」
などがありますが、これは避けたほうがいい褒め方です。
相手が先天的に持っている運や才能、ステレオタイプなどを使って褒めてはいけません。
このような褒め方をすると
・自分の工夫や努力が認められていない
・個性が無視されている
と感じてしまいます。
ポイントは相手が自身の力や判断でコントロールしている事柄を褒めましょう。
「この〇〇の部分を表現出来るようになるには大変だったでしょうね」
「前も□□に気づいてたよね、なかなか出来ることじゃないと思うよ」
みたいな感じでしょうか。
工夫・努力・選択のセンスなどを褒めることで、次への話題も引っ張り出しやすくなります。
特に運や才能のある人ほど、
努力を認めて欲しいと思っている傾向にある
ので、この褒め方はかなり有効であると考えられます。
他にもNGな褒め方
基本的に周り誰かと比較した褒め方や
同じ能力(成果)を持った人がその場にいる要素についての褒め方は
控えたほうが無難です。
一時的には相手にいい気持ちをさせることはありますが、長期的には競争心を煽り、競争相手としての敵意が自分に向くことがあります。
また、足を引っ張りあわせようとするイメージで自分の印象が下がることが多いです。
★最強のテクニック『アドバイスシンキング』
ここまで読んでくださった方は「上手く褒めるのって難しいなぁ」と思われたかもしれません。
しかし、注意点をぼんやりと意識しておくだけでも、褒め方の腕は上がっていきます。
特に殆どの場合で通用するものとして、
『アドバイスシーキング』
というテクニックを紹介しておきましょう。
これは
「アドバイスを求めるだけで相手から好かれる」
というテクニックです。
もともと人間は、
・自分の助けた相手を好きになる
・自分の話を聞いてくれた相手に好感を持つ
という性質があります。
このテクニックは相手を褒めるときにも強力な効果を発揮します。
例えば、専門知識が足りなくて、それがどれだけ凄いのかわからない場合
「私の感覚だと〇〇はすごく難しそうに見えるんですが、やっぱりそこまでになるには何年もかかるもんなんですか?」
といった風に質問すればいいのです。
これによって見当違いな褒め方をせずに済みますし、
「(自分の専門分野)でも、□□出来るようになるには何年もかかるんですが、やっぱりそこまでになるのに相当な積み重ねが合ったんですね。」
といったように、
自分の感想や意見、自分の知ってる専門分野での例えを絡ませることで、
・感情のこもった
・具体的な(曖昧でない)
褒め方が出来るわけですね。
重要なのは
「興味があります、教えて下さい!」
「学びたいです!」
という態度を見せること。
これをするだけでも、相手は『認められている』という幸福感を得ることができます。
今後は相手が喜ぶ褒め方を意識してみてください。
アドバイスシーキングについては、
機会があったらあらためて取り上げてみたいですね。
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私も見返したくなくらい「有益」な」情報です。ふと立ち戻って再確認するくらい重要なのでここにまとめておきますね。