見出し画像

東京ミュージアム巡り①:Mary Quant展

先日東京へ、ミュージアムを3つ巡る、日帰りの旅へ行ってきました。
Mary Quantのドキュメンタリー『マリー・クワント スウィンギング・ロンドンの伝説』を映画館で見て、若い頃のMary熱が再燃&新しく知ることも多かったので、それを確かめたくて、Bunkamuraで開催中のMary Quant展へ。全国巡回はないとのことで、思い切って新幹線(bullet train)で、弾丸旅行でした。
書く順番は前後しますが、日本民藝館を訪れたあと、土曜日の午後2時頃に行ったのですが、人は結構いたものの流れがスムーズで、思ったよりもゆったり見ることができました。


イギリスのV&Aでの回顧展を、日本向けに再構成した展覧会とのことで、若干展示数が少なかったようですが、これだけまとまった数のMaryのお洋服やコスメ、1960〜70年代当時の広告用・雑誌の写真などが集まるのは貴重だということで、目一杯楽しんできました。どれもcolourfulでcheerfulで、可愛くて気分が上がるようなお洋服たちが素敵でした。そして、誰かの真似や価値観にはめられたものではなく、自分達が着たい・こういうものが欲しい、という洋服やアイテムをどんどん生み出して実現していった、というのがMaryの凄いところ。。。! ミニスカートも、決して誰かに媚びたりするものではなく、バスに乗り遅れそうになっても走って追いかけられる、という女性のニーズから生まれていったというのが面白いです。もちろん、見た目が可愛いのと、タイツに合わせると足が綺麗に見えるというのもあったと思いますが。
そして、展示されたアイテムの今でも色褪せないデザインや、自分でも久々に手持ちのMaryのワンピースやスカーフを着けてみて、タイムレスでエイジレスなのがMaryの魅力だと、改めて感じました。カラフルでウィットの効いたデザインですが、形はシンプルで機能的。。。「用の美」「健康の美」を感じました。(大阪の日本民芸館にMary Quant展のチラシが置いてあって意外だったのですが、なるほど通じるものがあると思いました💡)

個人的には、20代の頃、Maryのお洋服&コスメが大好きで集めていたこともあって、どれも懐かしかったです。その頃'60年代のリバイバルもののデザインで色々と発売されていて、ポンチ生地のワンピースやスカートのジッパーのデザインが、当時のものとほぼ同じだったり、バッグやポーチのデザインに当時のアーカイブ写真が使われていたり。。。1960年代オリジナルではないけれど、自分の若い頃集めていたものとも共通するので、あれも持っていたな〜と思い出しながら眺めていました。(数年前にクローゼットの整理をした時に人にあげてしまったので、残念ながら手元にはそんなに残っていないのですが)
ここのところ昭和レトロブームもきているし、ジッパーや大きなボタンの付いた、ピナフォア(ジャンパースカート)のワンピースも是非リバイバル発売してほしいです❤️ ginger groupのオレンジとネイビーのストライプのピナフォアも普通に着たい😊!

📺 展覧会の様子が、2023年1月29日(日)18:00まで、ニコニコ美術館で見れるのでおすすめです♪



音声ガイドの詳しい解説も面白かったです🇬🇧
ピーター・バラカンさんのSpotify play listはこちら


<ミュージアム巡り②へ続きます>

この記事が参加している募集