【日本100名城スタンプ】65.月山富田城
日本100名城のスタンプを押しに、2024年5月に島根県安来市の月山富田城へ行きましたのでご紹介します。
※ 本記事は訪問当時の情報を記載しておりますので、最新情報は公式サイトやお問い合わせなどで確認をお願いします。
スタンプ設置場所の情報
月山富田城の日本100名城スタンプは、安来市立歴史資料館に設置されています。スタンプは入口に置いてありますので、押印だけであれば入館料は不要です。
アクセス
安来駅からイエローバスで25分「月山入口」下車、徒歩1分
荒島駅からイエローバスで20分「市立病院前」下車、徒歩10分
開館時間
9:30 ~ 17:00
休館日
毎週火曜日
火曜日が祝日の場合はその翌日
12月29日 ~ 1月3日
入館料
210円
スタンプまでの道のり
今回はJR山陰本線の荒島駅から月山富田城へ向かいました。
荒島駅から安来市のイエローバスが出ており、月山富田城の近くの「市立病院前」バス停まで行けます。
荒島駅からバスで「市立病院前」バス停に着きました。
バス停のある安来市立病院から東へ進み、飯梨川の方へ向かいます。
飯梨川沿いに「三日月公園」があり、川向かいに月山富田城と安来市立歴史資料館が見られました。
三日月公園から南側を迂回して、富田橋から飯梨川を渡りました。富田橋から月山富田城の山頂(三ノ丸あたり)が見えました。
富田橋を渡って左へ曲がり、月山富田城跡(安来市立歴史資料館)へ向かいました。
スタンプ設置場所の紹介
「市立病院前」バス停から徒歩で安来市立歴史資料館に着きました。
安来市立歴史資料館の入口に日本100名城スタンプが設置されていました。
スタンプのデザインは月山富田城跡の「花ノ壇」です。
月山富田城について
スタンプが押せたので、月山富田城について巡ってみました。
月山富田城は、戦国時代に出雲国守護代の尼子氏が居城とした山城です。尼子経久の時代に出雲に大きく基盤を拡大しました。
安来市立歴史資料館の横に、月山富田城跡の登山道があります。
月山富田城跡は、月山に築かれた山城で、山麓に居館跡である山中御殿平、山頂部に本丸・二ノ丸・三ノ丸の曲輪があります。
歴史資料館から登り始めて最初にある大きな曲輪は千畳平です。千畳平には尼子神社が建っています。
千畳平の先にあるのが太鼓壇です。時を知らせる太鼓櫓があったと言われており、月山富田城の戦いで毛利元就によって尼子氏が滅亡した後、尼子氏再興に尽力した山中鹿介の像が立っています。
次にあるのが花ノ壇で、発掘調査で見つかった二棟の建物跡が復元・公開されています。花ノ壇の奥には、山頂にある三の丸の石垣が見えました。
花ノ壇から進んだ山麓部にあるのが山中御殿平です。城主の居館跡と見られ、周囲を石垣に囲まれています。
山中御殿平から山頂部までは七曲りになっており、敵の侵入を防ぐためにつづら折りになっています。登山道としてはかなり整備されており、手すり付きで舗装されているので登りやすいです。
七曲りを登って最初に現れるのが三ノ丸です。
こちらも立派な石垣で守られています。
三ノ丸の次にあるのが二ノ丸でです。こちらも石垣で囲まれていますが、本丸からは独立しています。二ノ丸からは周囲の様子が一望でき、天気が良いと日本海まで見えるようです。
二の丸の奥には本丸があります。本丸には、神社が建立されています。
まとめ
今回は島根県安来市の月山富田城と日本100名城スタンプについてご紹介しました。
最寄駅:JR山陰本線 荒島駅
移動:荒島駅からバス「市立病院前」下車、徒歩10分
スタンプ設置場所:安来市立歴史資料館
城跡:月山富田城跡(スタンプ設置場所すぐ)
月山富田城のスタンプ設置場所および城跡は最寄駅からバスなどでのアプローチが必要なため、少し時間がかかりました。月山富田城は山城のため、本丸までは登山になるのでもう少し大変ですが、石垣もよく残っており面白かったです。
月山富田城跡の向かいにある三日月公園には、喫茶店「カフェ桜」があり、登山後の休憩に丁度良かったです。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。