2024/1/24(水)蓄音機ブギウギ
起床5:15 35.7℃ 137-91mmHg コーヒーとミニクロワッサン 朝シャワー 72.2kg
7:13発に乗る
本日も隣の課の仕事を手伝う。本当にやりたくない仕事も押し付けられるように頼まれたが、なんとかこなしていく。
何だか時間がかかることが多く、昼休みが遅れ、14:30になる。会社の食堂が営業終了してしまっているので、カップラーメンとおにぎりを食べる。
食後も淡々と仕事を続け、残業無しで定時に業務終了。
会社を出て表参道駅へ向かい、 #スージー鈴木 氏主催 #レコ研 「青山ブギウギ〜笠置シヅ子ナイト」を目指す。お腹が空いて来たので、コンビニでカロリーメイトを買って食べながら歩く。
月イチ開催の「レコード研究所」、今月は朝ドラ「ブギウギ」関連の音楽を楽しもうというイベントだ。
前半は#笠置シヅ子 楽曲とそのカバー聴き比べ。笠置シヅ子のパワフルで「声がデカい」歌唱に圧倒されつつ、初めて聴く雪村いづみ『スーパージェネレーション』の「東京ブギウギ」(伴奏 by キャラメルママ)も胸に響いた。
そして朝ドラ「ごちそうさん」で高畑充希が歌う「蘇州夜曲」にも心が震えた。
何曲も笠置シヅ子の曲を聴いて、あの時代にあんな曲を(そして一部は歌詞も)書く服部良一の凄さを思い知らされて前半が終了。
休憩を挟んだイベント後半は、笠置シヅ子のSP盤を蓄音機で聴くという非常に貴重な機会。
後から思い出しても、ホントに楽しく勉強になった夜で、イベント企画・主催のスージーさんは勿論、全面協力の日本コロムビアと登壇したアーカイビング部の部長さんには感謝しかない。
使用する蓄音機は日本コロムビアが製作を始めた1910年代の機種と最後に制作された1950年代の機種。
音量が小さいのでマイクで拾った音をBAROOMのPAで聴く。もちろん高音低音は伝わってこないロー・ファイな音だが、笠置シヅ子のパワフルな歌声はよくわかる。
高音を再生できないためなのか、スクラッチノイズがあまり聞こえないのが意外だった。その点では前半で再生された(SP音源を収録した?)LPの音よりも聴きやすかった。
トークの流れでレコ研では珍しいQ&Aセッションになる。
スージー鈴木さんの「録音はダイレクトカッティングですか?」にかぶせて「マイクは一本?」と聞いたところ、「当時の写真を見ると何本かマイクがあった。マイクとの距離で音のバランスを取っていたようだ」との回答をいただく。
調子に乗って「78回転にできれば、SP盤をレコードプレーヤーでも聴けますか?」と今振り返ると少しアホな質問をすると「聴けますがレコードを刻む時にされている補正を戻せないので音がこもります」のことだった。
回答を聞いてレコードの補正のことを思い出す。レコードの溝を効率的に刻むため、レコード自体には補正された音が残されていて、再生時にそれを戻す必要があり、そのためプレーヤーをアンプのフォノ入力に接続したりフォノイコライザーを経由してアンプに繋ぐのだった。
ひとりのお客さんからマイク・PAを通さない蓄音機の音を直接聴きたいとのリクエストがあり、「買い物ブギ」に全員が耳をすませる。
正直なところ違いが良くわからなかった。恐らくそれくらいBAROOMのシステムが素晴らしいということなんだろうなと納得する。
終了後、スージーさんの新刊即売会に参加。「来週の #キュウオン 、吉井監督も楽しみです」と伝えて会場を出る。
バス移動先の渋谷駅で長く電車を待つ。
帰宅前に某立ち飲み屋に寄りパスタとワインで空腹を満たす。
帰宅は23:30。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?