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BreakingDown8での秋山 成勲さんのリーダーシップ


はじめに

現在、Youtubeで一番熱いコンテンツと言っても過言ではないBreaking Down。 8のオーディションはこれまで以上に面白かったですね。まだオーディションを観ていない方はぜひ観てみてください。
前回大会まででこれまでのブレイキングダウンのオーディション方式が少しマンネリ化していた中、ひな壇争奪戦や、高校生枠、日韓対抗戦などの新しい戦いを仕込んだ朝倉未来さんをはじめとする運営の皆さんはさすがとしか言いようがないですね!
そんなBreaking Down8のオーディションのなかで、韓国代表を率いていた秋山 成勲さんに個人的に魅力を感じたので少しまとめてみました!


秋山 成勲さんの漢気と色気

秋山 成勲さんは1975年生まれの現在47歳。総合格闘家で芸能関係の活動もされています。

今回、BreakingDownでは韓国からファイターを集めてこられました。
秋山さんのオーディションでの発言は、一つ一つ言葉の重みみたいなのをひしひしと感じましたし、何より戦い続けてきた漢の色気みたいなのを画面越しでも伝わってきました。
また、こちらはあくまで一人の一般人の推測ですが、秋山さんは多くの日本人・韓国人とルーツが異なるため、おそらく我々が想像する以上に苦労されることも多かったのだと思います。苦労や逆境経験が色気をまた一つ作っている要素なのかもしれませんね。こう考えると、恵まれた環境にいることが、果たして本当に恵まれているのか?については単純に結論は出せませんね。
先日、稚拙ながら私がまとめた「30代で感じた知性格差の正体とは?」で、新しい挑戦をしていると知性レベルが上がる傾向にあるというのも通じるものがあるのかもしれません。

「俺が最後決めるけど、みんなはどう思う?」

そんなかっこいい秋山さんですが、ブレイキングダウンで真のリーダーだなと思わせる場面がありました。
オーディション中に、韓国にルーツがある咲人さんが韓国チームのメンバーとして戦わせてくれないか?と秋山さんへ打診しました。
その時、秋山さんは深く深呼吸し、自分と同じルーツであるという補助線を加えた上で、韓国チームのメンバーへ「俺が最後決めるけど、みんなはどう思う?」と質問しました。
この立ち振る舞い、意思決定の仕方は非常に立派なリーダー像だなと個人的に感じました。最初に最初に自分と同じルーツであるという補助線を加えた上で、謙虚にメンバーに意見を聞きつつ、最終的に自分で決めるというリーダーシップの鏡を見たなと思いました。

もしも独断で判断していたら?

ついつい自分がリーダーであるという意識が強すぎると、自分で考えて判断しなければいけないと思いがちです。ただし、人間一人が見えている視界は限られていますし、誰もが知らず知らずにバイアスを持っています。その点で謙虚に多様な意見を聞くというのは非常に大切であると感じました。また、対抗戦はチームで戦うものです。やはりメンバーの納得感であったり、みんなで意見を出したという回路は、一体感を出すためにも非常に重要だなと思いました。

もしも自分で決めなかったら?

他方で、みんなの多数決で決めていたらどうでしょうか?多数決というのはケースによっては採用すべきですが、リーダーとして決断し、責任をとるというのを一部放棄しているように感じます。ある種正解がわからない、ない決断で最後責任を取るという姿勢は純粋にかっこいいなと思いました。

もしも補助線を加えなかったら?

秋山さんはメンバーに問いかける前に、私と同じルーツであるという補助線を加えました。もし仮に補助線を事前に加えなければ、前提の確認などで議論が発散しかねません。こういう前提を揃える補助線は何か物事を決める際や意見を 聞く際に参考になりそうだなと感じました。

まとめ

秋山さんのような、自信と謙虚さを兼ね備えたリーダーシップは個人的に理想的であるなと感じましたし、ビジネスシーンでもお手本にできる立ち振る舞いだなと思いました。
ちょっと真面目にBreaking Downのひと場面を考察してみましたが、何より本番の日韓戦が非常に楽しみです。
黒石さんがおっしゃってましたが、何かを背負って戦うというのは一味違いますし、観ている側も盛り上がれそうですね。5/21の本番が待ち遠しいです。


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