それって本当に著作権法で保護されなきゃダメ?
なんかこう、反AIがらみになると、馬鹿の一つ覚えのように著作権法がどうのこうのって言って、あらゆる問題に絡んで話するけど、それって本当に著作権法でなくちゃダメですか?
例えば声優の声の保護というのは、多分、著作権法よりも肖像権を拡張した方が馴染みがいい。
だって、人の顔を真似て絵を描いて、それで金儲けしたときに、「じゃぁ貴方の顔は何の著作物なんですか?」ってなる訳で。
それよか、生まれ持って持っているその顔を保護する肖像権でしょう?
声も確かに作ったものではあるが、それでは「○○のキャラクターの声」と言う事で、一々キャラクターに結びつけて訴える必要がある。
そして、それは例えばAIで声優の××声とやられたら、「××の演じるキャラクター○○が登場するアニメの著作権違反」なんてまどろっこしいことするよりも、この声色そのものに、肖像権があるって言った方が楽でしょうよ。
絵柄とかキャラクターも、多分、「この絵柄は△△さんの絵と誤認される恐れがある」と言う方向で、商標権でやった方が楽だと思うし、これなら実際現行法でも戦えると思うんだよなぁ。
法理をわざわざねじ曲げるよりも、現在の法理で無理なく権利主張した方がよっぽど為になると思うのだけど、どうなんでしょうね?