【小説】○スガキ屋②
魔法を失った世界で魔族の錬金術師があれやこれやする話。
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※挿絵はDALL·E/GPT4を用いています。
錬金術は魔法の力がなくても、ある程度の手伝いぐらいなら出来るものだ。
そう言う事情もあって、我々は全員"錬金術師"ではあるのだ。
全て翡翠様が世界を元の秩序へと戻すことだ。
翡翠様は大災厄のその場にいた。
だからその真の原因も、そして何を行うべきかも分かっている。
だが、そのエネルギーがなかなか得られない。
大災厄は、その場にある"可用な魔素"が多かったからそれが出来た。
だが、今やそのエネルギーは核爆発でもなければ手に入らないのだ。
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