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九条林檎さんの言う「喰われ」の体験談

それは気がついたら起きていた。VketReal2024Summerが終わった頃から

わーい、パラリアル男の娘のフェイクリリーです
ところで皆さんは、「喰われ」についてご存知ですか?
バーチャル美少女ねむちゃんの言う「分人」を運用していると誰もが陥りかねない、恐ろしい状態異常です

詳しくは九条林檎さんがここで語ってます

ここでは「Vtuberが」と書かれていますが、Vtuberに限らず「分人」を持っていれば誰もが陥りかねません
僕もやられました
実際にやられた体験談を見ていきます


小さな頃から順調で、気づいたら「喰われ」になっていた

うっせぇわの歌い出しの韻を踏んでいますが、まじでそうです
この喰われ状態は、とにかく気づきにくく、早期発見が遅れやすいんです
通常、優等アイデンティティのバイタリティーはかなり高く、行動をバンバン起こせますが、気づかぬうちに行動力が低下し、最終的にほとんど動けなくなります
多くの場合、「ただの不調」で済まされがちで、「気づいた頃には症状が深刻化していた」なんてざらにあります
更に、行動を起こさないと運も低下するので、抜け出すのがより難しくなってしまします

症状は出口のない不調トンネルのようなもの

九条林檎さんいわく、別アイデンティティに対して「あれは本当の自分じゃない」と感じると言っています

なぜこうなるのかというと
本名のアイデンティティ(以下:普通人格)が創られたアイデンティティ(以下:優等人格)を信頼できず、切り替えが上手くいかなくなってしまうからです
何とか切り替えたとしても優等人格を信頼できない普通人格がシャットダウンされず、常駐し続けてしまいます

こうなってしまうと普通人格と優等人格がそれぞれ違う行動を起こそうとし、互いに干渉しあうため、迷いが生じ、どうすれば良いかわからなくなってしまい、行動を起こすにも起こせなくなってしまいます
更に、優等人格にだけできることがあっても、普通人格に引っ張られてできなくなってしまいます
特に2つのアイデンティティに性能差があればあるほど影響は大きくなります

更に、2人格を同時に動かすため体力やバイタリティーの燃費が2倍以上も悪くなってしまします
その結果、体力やバイタリティーを奪い尽くしてしまい、動けなくなってしまいます
そこから体調不良にもつながります
寝ても寝ても寝足りなく感じてしまい、常に倦怠感に襲われます

この時、「今は不調なんだろう、こういうのは時間が解決してくれるさ」と思って時間が経つのを待ってしまいがちですが、時間任せにしていると逆に症状を悪化させてしまいます



「喰われ」の原因は人格同士の信頼関係

結論から言うと原因は以下の2個です

  • アイデンティティの切り替えの失敗、不完全な切り替え(以下 :不完全切り替えと呼ぶ)

  • 普通人格が優等人格を信頼できずにシャットダウンができない(以下:別人格不信と呼ぶ) 

九条林檎さんいわく、2つのアイデンティティに性能差が大きいほど切り替えが難しくなり「喰われ」になりやすいと言っています

実際に喰われた体験から理由を探ると
普通人格の性能の低さから、優等人格のあまりにも良すぎる性能を信じられなくなってしまうから
ということがわかりました

更に配信重視のVtuberの場合、優等人格の性能を発揮しないといけないプレッシャーにも襲われるため、メンタルダメージの原因にもなります

特に、以下の要因があると不完全切り替えや別人格不信の原因となり、「喰われ」になりやすくなります

  • アイデンティティ間の性能が大きい

  • どちらかのアイデンティティに異常がある

  • アイデンティティにシャットダウンできない要因がある

  • 別のアイデンティティが起動しやすい状況にいる、起動するキッカケがある

  • 霊的攻撃を受けている

自分の場合は霊的攻撃で優等人格に異常が発生し、さらに普通人格が優等人格を信頼できなくなり、シャットダウンできずにバイタリティーを奪いつくされました

喰われてしまったらアイデンティティの見直しを

では実際に今「喰われ」ていたらどうすべきか
ポイントはいかにアイデンティティ間の信頼を取り戻し、片方が安心してシャットダウンできるようにすることです

まずは、無闇矢鱈にアイデンティティを切り替えず、優等人格をシャットダウンしてください
優等人格のシャットダウンが終わりましたら、必要以外は起動しないようにしてください
もし、喰われていない第三の優等アイデンティティがある場合、身バレしない範囲でそちらに優等人格の役割を振り替えると復帰を早めることができます

普通人格だけを残したあとは、優等人格に異常が無いかを確認し、アイデンティティ間の役割とバトンタッチ手順を見直してください

また、普通人格が優等人格を信頼できない原因を突き止めてください

自力では困難で、優等人格の育った故郷があり、故郷がまだ存在する場合は里帰りするのがおすすめです
その場合は優等人格を使用してください
普通人格がシャットダウンできなくても構いません
みるみるうちに優等人格の役割が見えて来る上、異常も治ってきます
これにより普通人格も優等人格を信頼しやすくなります

変わりつつある状況に対応しきれていない場合、新たにアイデンティティに役割を割り当てたり、役割を変えてみてください

アイデンティティの異常解決、バトンタッチ手順の決定、役割の分担が終わりましたら
優等人格を試しに起動し、普通人格が正常にシャットダウンできることを確認してください
確認ができましたら優等人格で何か行動を起こし、問題なく行動できることを確認してください
問題なく行動できれば、アイデンティティ同士の信頼を取り戻すことができます
これで治療終了です

喰われないためには信頼失墜の早期発見が大切

「喰われる前に喰ってます」
どこか懐かしい広告のオマージュですが、問題は喰われる前兆にどう気づくかです
この「喰われ」は知っていれば怖いものではありません
まず、不調の疑いが出たら、「喰われ」を疑ってください
それから以下のチェックリストにいくつ当てはまるか、セルフチェックを行ってください

  • 何か行動する際「これは自分じゃない」とためらうことがある

  • 「自分は他人からハブられている、シカトされてる」と感じる

  • 「これをするとorしないとだめ」と脅迫概念に駆られる

  • 「これはルール違反だから」と明らかに存在しないルール(暗黙含む)でやりたいことを我慢してしまう(こういうのは人に聞けば良い)

  • 普段やりたくないことを急にやりたくなる

  • やりたいことや楽しいことがやりたくない、楽しくない

  • 体調不良を乱発する

  • 常に倦怠感を感じる

  • 寝ても寝ても寝足りない

これに当てはまれば当てはまるほど「喰われ」ている可能性が高くなります
心配ならアイデンティティを見直してあげると良いでしょう

ちなみに僕が喰われたときは全て当てはまりました


「喰われ」は知っていれば怖くない

このように「喰われ」はどのようなものなのか、やられたらどうすべきか、知っていれば怖いものではありません
どうかみなさん、ご安全にお過ごしください
最後までご覧いただきありがとうございました






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