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連続ニセモノ警察 第6話~ニセモノ製造拠点のガサ入れ~

前回は、本物とニセモノの見分け方、真贋鑑定を紹介しました。今回は、ニセモノ製造拠点のガサ入れについて話します。
違法薬物の取締り同様、末端の売人を逮捕しても薬物はなくなりません。製造拠点を摘発するのが真の取締りになる事は、みなさんご理解いただけると思います。
ニセモノも、売人であるEコマースから逆探知して、製造拠点を突き止め、警察に依頼してガサ入れしてもらいます。逆探知には調査会社と呼ばれるニセモノ対策専門会社に依頼するケースが一般的です。理由は2つあって、そもそも本物を作ってる会社は調査能力を持っていない事、そして、仮に同社自らが調査した場合、反社会勢力との接触などのリスクが高すぎるからです。
ニセモノ製造拠点のガサ入れは、内偵に時間と費用がかかるためEコマースの販売禁止だけしている会社も少なくありません。お客様にブランドという信頼をコミットしているのであれば、製造拠点を摘発するべきだと思います。

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