連続ニセモノ警察 第8話~ニセモノページ削除~
前回は、Eコマースでのニセモノの見つけ方を紹介しました。今回は、ニセモノ商品ページの削除方法について話します。
各Eコマースの販売者ガイドラインには販売禁止事項が定められており、ニセモノも知的財産権侵害品として販売禁止になっています。従って、ブランドを侵害されている会社は、各商品ページにある「違反商品の申告」ボタンをクリックすることでニセモノの疑いのある商品ページを削除することができます。
これとは別に、知財保護プログラムを持っているEコマースもあります。その場合は、このプログラムに加入し、専用ページから一括してニセモノの疑いのある商品ページの削除申請をすることができます。いずれの場合も、どこにニセモノの疑いがあるか、理由を明確にして申告します。
Eコマース側でニセモノと判断されればページが削除され、販売業者にはペナルティーが課せられます。繰り返しペナルティーが課せられた場合は、販売業者の当該Eコマース出入り禁止などの措置が取られる仕組みとなっています。
各Eコマースは、お客様に安全安心な商品の提供に多大な努力を払っているのです。
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