銀河街の悪夢
中学生のとき、YouTubeで色んなバンドのMVを見漁っていた。
そんなときに見つけたのが『世界の終わり』というバンド。
最初に聴いたのは『虹色の戦争』だったかな。
『幻の命』の意味深な感じも刺激的だった。
あるときバンド名がアルファベットに変わって、
曲の雰囲気もガラッと変わって、あの暗くてポップな感じがもう見れなくなるのかと思うと、少し残念だった。
でもそれで毛嫌いするタイプでもないので、新しい曲も普通に聴いて普通に好きだった。
その中に、あった。
暗いのにポップな曲。
『銀河街の悪夢』
久しぶりにこの曲を聴いたら朝から電車で涙が溢れそうになってしまった。歌詞が「共感」どころか「事実」なんです。
精神を安定させるあいつの魔術は
苦しみだけじゃなく楽しみも消してく
憂鬱を抑えてくれるあのこの呪いは
絶望だけじゃなく希望もなくしていく
僕の身体が壊れていく
薬を飲んでもピンポイントで辛い気持ちや消えたい気持ちを消してくれるわけはなくて。薬が効いてるときは結局何も頑張れないし楽しくもないんだよね。
体調の波もひどいのに、薬でふにゃふにゃになっちゃったりもして、一体自分はどうなってしまうのかと。
こんなに辛い日々もいつか終わるかな
毎日毎日これの繰り返し。
終わるといいなぁ。
「いつかは終わるから!」ってエラソーに語る人間になりたいなぁ。
応援はあまりないけど頑張ってみよう
そして最後に大好きな歌詞。
いっそ分かりやすい大病だったなら、もっといろんな人に理解してもらえて応援してもらえたんだろうけどね。頑張ろ。
精神疾患の具体的な様子を、よくもまぁこんな良い曲にできましたよね。
強くなれ僕の同士よー