ピザ屋の彼女になってみたい。

好きな子がLINEのステータスメッセージに書いていた。俺の将来の夢は決まった。ピザ屋になるためだけのルートを選んだ。それが有名な歌の歌詞だと知ったとき、その子が男との写真をインスタグラムに上げたとき。何年いても馴染まなかったナポリの風と聞き取りにくい異国語が俺を通り過ぎていった。


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