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所沢寄席 神田伯山独演会

昨日は久しぶりの所沢寄席 『神田伯山独演会』

何度目だろう・・所沢寄席(笑)

伯山先生、思い入れのある「所沢市民文化センターマーキーホール』での独演会。
(初めて立川談志師匠の独演会を聞いた会場が
このマーキーホールだったそう)
初っ端からご機嫌でノリノリのまくらからの4席たっぷり聞かせていただきました❗️

開口一番は伯山先生の一番弟子 梅之丞さん 
いつもながら爽やかな笑顔で登壇🙂
自分の工夫も入れての『長短槍試合』良い読みっぷりです👍

伯山先生の読まれた4席のうち2席は、聞きたかったお初な読み物💕

『小田原遺恨相撲』
昨年12月の伯山PLUSで聞いて、とても面白かった『小田原遺恨相撲』

小田原に荒岩というめっぽう強い素人相撲の力士が玄人をバンバン投げ飛ばすため小田原への巡業を避けていた江戸の相撲取りたち。そこで、谷風が雷電などを伴って小田原に乗り込んで・・。

あの時より "盛り"が増えて、目の前に土俵入りが見えるよう😆人気の相撲取り谷風と雷電の心意気に気分も上がる💪

『出世浄瑠璃』
聞きたかった読み物の一つ。
秋の碓氷峠で松本の城主 松平丹波守の行列に遭遇した信州上田の松平伊賀守の家臣尾上久蔵と中村大助の二人。
二人が浄瑠璃を語っているのを聞いた丹波守が「ぜひ聞かせてほしい」と二人に乞うが「殿様に知られたら大変」と初めは断る。が"他言"しないという約束で浄瑠璃(何と"関の扉 "!)を聞かせたが・・。

何より良い人しか出てこない愉しい読み物❣️
個人的に松平伊賀守さまのキャラが気に入ったな。
講談の醍醐味である"修羅場読み"にちょっとアレンジ加えたバージョンも聞けます👍

『五貫裁き』
私が一番最初に聞いた伯山先生のネタがこの読み物。あれから何度聞いたかな〜?
寄席で聞く時は少し短くなるけど、寄席でも聞ける大岡政談の1つ☝️
聞くたびに工夫が加わったり、その時々の時事ネタ、内輪ネタが加わり、話しのボリュームが増している(笑)

ワタシのお気に入りキャラ、八五郎の強い味方、情け深い大家さんは今日も健在(笑)

『無筆の出世』
こちらも聞きたかったネタ🥰
仲入り前に3席(それも予定より長くなってた😁)ので、長講はないかな〜?と思ってたら、長めの人情噺を持ってきた〜🌸
これが良い読み物なのよ🥹

"仇を恩で返す"
一体どんな話しなのだろう・・。わくわくしながら高座に集中した。

主人の佐々与左衛門が向井将監の宴席に呼ばれ、井上真改和泉守という名刀を目利きする。
酒癖の悪い与左衛門。
酔った勢いで奉公人(まだ子ども)の治助を試し斬りにすると言い出す😱
翌朝、酔いが覚めて自分の言ったことに愕然としつつも約束だからと治助に手紙を持たせて将監の元に出すが・・

治助の素直で、一途な心に周りの人が手を差し伸べてくれ、治助もその親切に応えようと自分も努力をし、地道に出世をしていく。そんなやさしい読み物でしあ💕

伯山先生の子どもを主人公にした読み物は滑稽な場面も良いけど、人情噺はホント泣ける🥹
トリネタにこの読み物を聞けて良かった🌻

今日はケータイも鳴らず😅ハッピーエンドな話しが聞けて気分良く会場をあとにしました。

今回も親しくさせていただいているフォロワーさんにチケットお願いしました。それも前方センターの良いお席。いつもありがとうございます❣️

たっぷり4席 3時間!

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