数年前に、自分のパーカーから 恐ろしく好みの香りが放たれていた。 当時私は洗濯を母にしてもらっていた為に 何の洗剤と柔軟剤か分からなかった。 しかし、あまりにも好みの香りだったので 休日にでも、何を使ったのか訪ねようと思っていた。 しかし、日常の多忙さに埋もれて、いつか聞こうは、数年先までやってこなかった。 案の定、どう説明しても母もその洗剤か柔軟剤を割り出すことは出来なかった。 そこで私は闇雲に、片っ端からそれらしき 洗剤や柔軟剤を買っては調べているが あの時の、
コインがまるでメダルに姿を変えたように 現実からおもちゃになったみたい 罠と幸せのDREAMSワンダーランド にスキップしながら走り出す 並べられた誘惑は、あっけらかんと 存在して、手招き 吸い込むようにコインを食べたら わたしにプレゼント いじわるもするし、きまぐれにやさしかったりもして、なかなか帰してくれない まんまるの幸せをころころ言わせて ちいさな喜びを並べていく
彼のことは何も知らない 彼のことは誰も知らない 知れない 彼は、何も話したくないようだ あまりにも、彼が魅力的なのもので みな、貪るように、問い詰めるように 彼の真実まで、はぎとろうとした 時 笑顔までめくれ落ちた それから、彼は二度と現れなかった 笑顔だけで幸せだったはずなのに 笑顔まで見れて幸せすぎたのに 充分すぎるはず全てが表現されていた
どうしてあなたは、あまり外にでかけないの? 「この世界に飽きたくないから」 きっと、想像以上にこの世界は広いよ? 「私、地球に生まれ変わったの一億回目なの」
たいようの光で、朝の世界に招待された お気にいりのワンピースに身体を入れて トーストにマシュマロのせて、 いちごジャムのアクセント マスカットソーダで目がさめたやっとね お財布には、今日をおもいっきり楽しめるだけの や豊かさ入れて 外界に飛び出した 風が優しく、少しだけのんびりやの私の スピードをあげてくれる とりあえず、なんとなくやって来た 電車に乗り込んで 今日は、はじめての街で下りてみよう 知らない人ばかりで、自由な顔できる 気持ちのまま、新しお店に入っ
最近、私は現実を少し疑っている 少し前までは、現実逃避をしているのだと 思っていた あまりにも、受け入れがたい目の前の出来事に 脳も心も拒絶をしつづけ もはや、現実は幻かと思われる程に 私に入ってこない しかし、最近ではもしかるすると 現実とは、ある意味、幻に近い 何かのような気がする 現実とは、存在しない 固い、おもいこみの、物質なんじゃないかと。
エアコンから流れてきた冷たい風に 夏の匂いがついている あっという間に、部屋に広がり 視界には、夏用のタオルケットが映り 一年ぶりに、私の部屋は夏色になった 熱る身体を、ベッドにダイブさせて 冷えた生地がまた私をわくわくさせてくる
特に週末になると、いっそう楽しい 氷のように冷えた窓から外を眺める 家々の窓にオレンジ色のぬくもりが灯っている 真っ暗な夜にそっと優しさが宿る 私は、それを眺めるのが好きだ
土の上を歩く 耐用の光が染み込む 外の空気は美味しい 今の私にはその歓びがわかる それだけで、十分満足だった
喜び、幸せ、あたたかさ、なつかしさ 感謝 ああ幸せな時間だった。 さて、クールダウンだ。 明日からまた、いつものニチジョウに 飛び込む。 今日、ありがとう。 過去の空でずっと永遠に光っていて
おわらない 君はメッセージを終わらせない 私はというと、変なこだわりがあって 一日の中でメッセージの交換にも 終着点を与えたい けれど、質問、時間の配分を的確に 繋げて、私を明日までひっぱる 昨日も今日も明日も繋がってしまって 余分に生きているみたい 本来ひとりで越えなきゃいけない夜も 美しい甘美な孤独も 君のせいで、君のおかげで 私の世界から姿を消した 陽が似合うような人間になる前に 明るさを纏う前に、太陽に慣れてしまうまえに この幸せに心を許す前に 真剣に考
真夜中になれてしまうと 真夜中の世界がいつしか当たり前となる 慣れは怖い 光に当たれば、本来の幸せが 時に苦しみを生み出すことになる 今日は、ひさしぶりな 光に触れる予定がある その落差から生まれる 感情に飲み込まれないようにしないと
泣きわめいて 涙もつきて ただ座りこみ ひたすら眠り 溺れながら、明日を掴もうと。
意識のフタがとれて 開放が溢れ出し いつもより、夜の空気が美味しい 眠ったらもったいないけど、眠っても 幸せだから笑いながら眠ろう
どうしても思い出せない 壮大な夢をみた しかし、どうやっても思い出せない 記憶をまんまと抜かれた たけど、感情の残像が足跡を残してくれたおかげで 忘れないで済んでいる
右にばかり廻るなんて 洗脳が解けれはいいのに 左にだって、廻る世界はある 何周も何周もまわり 辿り着いたあの日で止まればいい ずっと永遠に。