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みなみのほしのはなこさま

夜の星たちが「これでもか~」と輝く夜の出来事。

私はその日、上空に拡がる星屑のパノラマを見上げながら、悠々と散歩していた。海辺の公園はまだらな濃紺が、今にも覆いかぶさるかの如く、ひっそりとたたずんでいた。マゼンタな仕切りの横を通り過ぎようとしたその時だった。

✨☆彡☆彡☆彡✨

目の覚めるような光と共に、何かが落ちてきた。

花火の閃光!?流れ星!?

次に目を開いた時には、目の前に美しい女性が立っていた。


「あなたは誰?」

私のその問いに、その人は真っすぐにこっちを見て言った。

「なんのはなしですか」

その人が声を発したその瞬間、私は気を失った。

目を覚ますと、そこは見覚えのある川辺の土手の道。蝉の声が聞こえる。季節は夏。しかも相当な暑さだ。

手には虫捕りの網、肩には緑色の虫籠を斜めにかけている。まだ何も捕獲していないらしい。子どもの頃の自分?

私はゆっくりと体を起こす。そしてあることに気付いた。

私の履いているスカートのおしりのところから、ちょうど尻尾のようにくっついている何か。蛇か?いやゴールテープのような赤い帯が…?

「なんじゃこりゃ!?」思わず、松田優作さんのような声が出た。

その切れ端をゆっくりと引っ張ってみた。

そこには、縦にならんだ文字でこう書かれてある。









ちゃん!ちゃん!

いや、こっちが聞きたいわ!

記憶だってちゃんとあるもの。私は夜の散歩を楽しんでいたはず。

そこへ光と共にその人がやって来て、いきなり「なんのはなしですか」と、発せられた言葉と共に、タイムリープさせられて、故郷の川辺に一人残され、おまけに尻尾が付いたスカート履かされて、間髪入れず、

「なんのはなしですか」だとっw


フフフ(ΦωΦ)フフフ

すると、さっきのその人がすぐ傍に立っていた。

「つづきを読んで!」

つづき、続きって何?

そう言えばこの尻尾、くるくると巻テープのようになってるじゃないか?さっきまでなかったのに、もう巻かれてるじゃないか!

分かったよ。言うとおりにするよ。

私は、なんのはなしかわからない、その巻テープをゆっくりと伸ばして読んでいく。


「私の名前は、南野花子。宇宙の彼方からやって来た。」

は!?南野陽子みたいな名前でかわい子ぶってんじゃないわよ。

は!?宇宙の彼方って何よ。どう見たって人間の姿してるじゃんよ。

まだテープが残ってる。分かったわよ。読むよ、読みますよ。


キラキラヒカル☆オソラノホシヨ

「あなたにこれから、星を読む任務を命ずる」

へっ!?星を読む!? え、どういうこと!?

「すぐに駄菓子屋さんへ行きなさい。そしてくじを引きなさい」

そしてその人は音もなく消えてゆく。

は!!!なんですか!このくだり.。o○


こっからはほんとうにあったはなし

そして、私は子供の頃よく通っていた駄菓子屋さんへ行き、お菓子についていたくじを引いて、見事に星占いの本を引き当てるのである🎯

12星座の特徴と相性などが書かれた本を手に取り、大きく空を仰いだ瞬間、元の世界へと帰された。


決してスベラナイ遊具を送り隊

宙はもうマゼンタのパープルが降ろされ、日の出が近い。見上げれば火の星が月の近くでオレンジ色に輝いていた。

「今日は満月か.。o○」

遠くで狼の遠吠えがかすかに聞こえる。

また、あの人に呼び止められる前に…

さあ、家に還ろう🏠.。o○

ゆめもゆめも.。o○ゆめも~🎶

素敵なマゼンタの帯カワ(・∀・)イイ!!
提供はいつきさん賑やかし帯💓(人''▽`)ありがとう☆

そして、この物語が即効でパクられました!
姉が弟に頼んだらすぐに上がってきました!
不思議な物語w

お忙しい中、あざ~す<(_ _)>www
歴史学んでる人凄いねw

💎満月詩はアオラセグンドから💎

ヘッダー画像は透き通り隊長、彩生透さんのカワ(・∀・)イイ!!バレリーナです!
いつもありがとうございま~す🌈


ᵃʳⁱᵍᵃᵗᵒ~(˘͈ᵕ ˘͈♡)ஐ:*💎ナウシカ💎






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