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すみれ~満月詩&創作大賞感想~

すみれを見るとね

思い出すんだ

あの時の悲しみよりも

もっと深いブルーのわだち

ずっと待ってたかったんだ

街は淡いパープルの雨

またいつものように

あなたが笑って立ってる気がして

二度目に見たすみれは

3つ並んで咲いていた

そのそばに白いハルジオン

きっと風に吹かれて 

種はここにおのずから

集まって咲いたのだ

それでいい

星たちは満ちた月と共に

優しく微笑むから

心をほどいて

おやすみなさい


流れに身を任せ♬、なるようになるだけ🎶

🌕

7月21日 19時17分頃 

6月の山羊座満月に続き、同じ山羊座で2度目の満月を迎える。

しかも、この満月と冥王星がコンジャクション(重なる)している。

冥王星は時代を揺るがすほど、大きな変容をもたらす星。

強く揺さぶられる感情のが、どっと押し寄せてくるようだ。

だからか!!

だから、この満月のタイミングだったんだね。

いつも、あたたかで優しい光でみんなを照らす

さんちゃんこと、sanngoさん。

彼女の創作大賞作品を紹介するタイミングが、今ここに…。

私には到底「言葉になんかできない」そう思った。

こうして書いていても、やっぱり涙が溢れて前が見えない。

この作品を初めて読んだとき、心が動きすぎて、正直何も手につかなくなってしまった。それぐらい、作者であるさんちゃんの魂のこもった作品だ。

最愛のパートナーを突然失ってしまう。その傍らで共に生きた、愛犬のゴンちゃん目線で書かれたこの作品。さんちゃんの深い悲しみを知った時、私の頭の中にある曲が流れた🎶

すみれって すみれって
ブルーな恋人同士が
キスして キスして
生まれた花だと思うの
淋しかったから あなたを愛して
淋しかったから あなたを憎んで
淋しかったから あなたにさよならを
そして ひと粒 すみれ色の涙

岩崎宏美 すみれ色の涙より


💧  💧  💧

さんちゃんの目からこぼれる涙。

それはそれは、美しいすみれ色なんだ。

普段はとても明るくて、みんなと気さくに交流してくれるさんちゃんが、その人生を通して向き合ったこの作品。人知れずたくさん流した涙。その一粒一粒が、すみれの花になって、地面を覆い尽くす。そんなイメージが私の脳裏に浮かんだ。

確か、さんちゃんの記事で、ダーちゃんにキスをするっていう文章があったよね。棺の中で眠る、これから荼毘に付される最愛の人にする「最後のキス」。

それは、ダーちゃんがこれから昇っていくであろう、天国への階段の、彼の足元に咲いていく、すみれの花となったみたいだった。

悲しい歌だけど、淋しい気持ちになるけど、ちゃんと天国へと、旦那様を旅立たせてあげた。もちろん愛犬のゴンちゃんが旅立つときも、握りしめたその手を、そっと放して・・・。

ずっとそのぬくもりを抱いていたかっただろう。

『私だけ置いていかないで!』って、何度も何度も想っただろう。

でも、この物語を書くことで、さんちゃんは本当の意味での「手放し」をし、新しいステージへ解き放たれたんだよね。

今、さんちゃんは一人、ここに残されているのではない。

今度はさんちゃんの、あなた色の花を咲かせるためにここにいる。

書くことで繫がった仲間たちに囲まれて、さんちゃんは今日も輝いて咲いている。私にできることは、そんなさんちゃんの傍で笑ってることぐらいだ。

ハルジオンの花言葉は「追想の愛」。

いつも幸せであれ!って思いを馳せて風に揺られてるよ。

ごめんね!さんちゃん。上手く言葉にならない。ショボン💧

私がインチキ・イタコみたいに、ダーちゃんの言葉を降ろしたところで、あなたの痛みは拭えない。かえって傷つけているかもしれない。

でも、微力ながらでも、あなたに出逢えたことに感謝して、この愛の物語を世に伝えていこう。そう想ってるよ。

人は痛みを知り、そしてまた人にやさしくなれる生き物だから。

ありがとう。教えてくれて。。。

これからもみんなの、"サンシャイン・さんGO!!"でいてね!!


#なんのはなしです花 fromゴンさま

※コニシ木の子さんが、見事に代弁してくれた、さんちゃん作品の感想文がこちら。

これを読んで、私はこの感想文を、かくかくしながら書く覚悟を決めた。("かく"多くない💦さんちゃん!ふざけてごめん💦)

いつも本当にありがとうございます✨


🌸みんなのこころに

   かかる虹の橋🌈

      きっと天国で🌹

❁あなたを大切に想う人たちが❁

                 あなたという花を🌺

見守ってるんだろうな🌼


お読みいただきありがとうございました✨
いつきさんの安定の賑やかし帯

ᵃʳⁱᵍᵃᵗᵒ~(˘͈ᵕ ˘͈♡)ஐ:*ナウシカ













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