作品を選んで楽しむ~1807風味~
このno+eの街に来て、多角的な作品のカタチを展開する創造主がいることに驚いた。
私がまだ、no+eという世界に馴れてない頃から、その作風に感銘を受けた人がいる。クリエイターでありアーティストの1807こと壱橋零菜さん。(うまい語呂合わせw)
ご覧の通り、彼女の作品は、「絵」と「詩」と「小説」をそれぞれに描かれ、どの場面・どのチョイスからでも作品に触れることが可能だ。
読み手の気分や、価値観によって、彼女の作品を選んで楽しむことができる。これって、一方的に自分の世界観を押し付けず、判断を委ねるってことよね。それゆえ、ワクワクしながら作品を読み、手に取って観賞することができる。
間違いなく、この手の作品の制作には、膨大な時間を要する。私が声をかけさせて頂き、この創作大賞のために、『春に成る』に関連する記事を、たった一日でまとめの記事としてここに掲げられた。
約1年と4カ月弱、この作品に取り組まれた。これがその集大成!
本当に素晴らしいアーティスティックな作品だ。
私は以前、彼女の作品に感銘を受け、記事を出させて頂いたことがある。
そしてご丁寧にアンサー記事を出していただいた。
さらに、この時、『春に成る』の主人公の一人、はるちゃんこと「遥」をイメージしたコースターを譲っていただいた。それがこちら☟
この物語の主軸となる、3人のそれぞれのイメージカラーをもとに、彼女が描いたコースターがこちら。
左端が、私が頂いた遥の白椿コースター。
真ん中が流果の薔薇コースター。
右端が敬のラナンキュラスのコースターとなっている。
そして、『春に成る』の小説の物語とリンクしています。
以下、彼女の解説を引用させていただく。
彼女の素晴らしさは、ひとつひとつの作品を、とても丁寧に創作され、詩や小説も読みやすく整理されているところ。『春に成る』の物語にかかせない珈琲や、カフェならではのイートメニューが、そのままテーマとなっていて、彩りだけでなく、その風味までも伝わってきて、読み手を存分に楽しませてくれる。
また、流果目線で書いた「雨に成る」、敬目線で書いた「空に成る」とそれぞれの登場人物の物語があって、あとがきもしっかり付いている。彼女の五感をフルに研ぎ澄ませた、色彩豊かな、絵と、詩と、小説の三段階攻めで魅せられる。
なんて粋な創作のカタチなんだろう。
彼女の素晴らしい作品を、実際に手に取って、感じてみることもできるので、まずは、この『春に成る』を読んで、観て、素直に楽しんでもらいたい。
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