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大学入試の民間英語試験導入が延期
ずっと気になってたんです。どうなるのかなぁと。
離島の受験生とか、センター試験を受けに行くだけでも大変で費用もかかると新聞で読んでいたので民間英語試験導入に反対する気持ち、すごく分かるなぁと思っていました。
7種類の民間試験の受験料は1回で2万を超える試験もあるようで、2回受験するとなるとすごい出費です。一番安い英検3級でも2回で1万円以上になるそうです。会場も都市部が多いですからね。経済的な面からの不満が出るのも当然です。
補助といってもどの基準なんだろうとか、なんかいろいろ決まらないのに強引に進んでいくイメージで、特に現高3生は目の前の受験と同時に浪人の場合に備えてID登録しないといけないなど、どの段階で何をすべきなのかを学校側も含め情報に振り回されていたように思います。
全国高等学校長協会は制度の見直し・導入延期を求める要望書を出していたし、反対のデモも起こっていました。来年度に強行導入するのはさすがにどうなのかなぁと個人的にも思っていました。一方で民間試験の会社側は会場の確保や機器の導入など、すでに多くの資金を投じているとも報じられていましたし延期になると大きな損失が強いられますよね。
結果的に導入は延期ですか。
5年後、2024年度に先延ばしなので次は今の中1がその年に当たりますね。
今回のことで一番影響を受けたのは高3生でした。もし浪人したら、まだ不透明な新テストへの対策をし直さなければいけないわけです。その危険性を避けて、志望校のレベルを下げたり推薦枠を狙ったりと例年とは違う動きが見られました。
浪人のリスクを考え、一般入試から推薦入試等に流れた子たちはすでに願書を出してしまっていますし、一般入試を受ける予定の子たちも、安全校の受験から挑戦校の受験へこれから軌道修正するのは難しい。彼らが一番可哀想ですよ。 (引用元:文春オンライン)
将来的に英語の4技能を測る仕組み作りが必要なのはよく分かりますが、過度な負担を受験生に背負わせない形での変革を期待したいです。
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