何にでもなれるタイムリミット
何にでもなれるタイムリミットって、まだかなり先だなと最近思っている。
私は40代だからそんなに若くない。でもそんなに高齢でもない。最近の40代はまだまだ若くて昔とはだいぶ違う気がするけど、若いから、体力があるからとかそういう話ではなく、何にでもチャレンジできる時代になったなぁと思う。今日はそんなお話。
体操選手になりたいとかそういうのはもう無理だよ。もちろん。
肉体的に無理なことは別として、ほかのこと。たとえばインテリアコーディネーターになりたい、カウンセラーになりたい、大学にまた通いたい、小説家になりたい、そういうことってやろうと思えば叶う時代になったと思う。
私、毎日があっという間に終わるんだけどね、ときどき今日も終わっちゃうな、なんだろう、何もしてなかったな、明日もきっと同じだな。そんなふうにぼんやり思ったりする。
主婦だから家のことはやってるよ。掃除、洗濯、お料理。ほかに在宅で仕事もしてる。だから別に何もやってないわけじゃないけど、それでもなんだろう、そういう変化のない毎日に、これでいいのかなって思うときがある。
だけど同時に、まだ先は長いなぁって思う。
いまの時代、どのタイミングからでも新しいことを始められるよね。何かにチャレンジすることを応援してもらえる時代にもなった。そのチャレンジのタイムリミットがいつかって想像すると私のなかでは80歳くらい。80までになら、何者かになれる可能性もあるかもなぁって。
そう思うと、のんびりでいいやって思える。
いつかどこかのタイミングで何かに一歩足を踏み入れてみたい。いつって分からないけど、いつか突然その気になったらそうしたい。
ぼんやりしてたらタイミングを逃しそうだけど、さすがに私もあと40年くらいずっとぼんやりしてばっかりでもないだろう。
どこかで、ハッ! と動き出すかも。
気長に。
気まぐれに。