センサーと安全ベルト
娘ゆり(知的障害)の骨折をきっかけに起こった出来事や感じたままを介護者目線で綴った備忘録です。
ゆりは手術後の経過は順調で、体力の回復とともに次第に病院ベッドの生活に退屈してきた。動画やゲーム・パズルなどのおもちゃ類は入院前に準備してきたが、それにも飽きてきて、休息とリハビリ、検査の日課も限界だった。
トイレも付添人(私)のヘルプが遅いと、一人で移動しようとしてベッドから滑り落ちるインシデント。幸い大事には至らなかった。一瞬の隙だったが、私は看護師さんから一時も目を離さない