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1980年代の任天堂遺産:未使用Game & Watch「Spitball Sparky」の魅力と取引ポイント【モーカルナビPlus・輸出編】

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1. はじめに

任天堂が世界的な成功を収める以前、まだファミリーコンピュータ(ファミコン)やゲームボーイが生まれる前の1980年代初頭――その頃に同社が手掛けていた携帯型ゲーム機シリーズのひとつが「Game & Watch」です。懐かしの液晶画面を使い、ひとつのタイトルを遊びながら時計表示も楽しめるという発想は、当時としては画期的であり、携帯機の原点とも呼べる存在でした。
本記事では、そのGame & Watchシリーズの中でも、鮮やかな色彩表現を特徴とする“スーパーカラー”ラインの一つ、「Spitball Sparky」に焦点を当てます。しかも、単なる中古品ではなく、新品同様の状態(New Old Stock, NOS)として保存されている個体――つまり「一度も使われないまま倉庫などに眠っていた」という、レトロゲームコレクター垂涎の逸品を題材に徹底解説を行います。

具体的には、以下のポイントを網羅します。

  • Game & Watchの歴史的背景と、スーパーカラーシリーズの意義

  • Spitball Sparkyのゲーム内容や遊び方、他のモデルとの違い

  • 海外で購入・落札が起こる理由、並びに市場需要の背景

  • どの国で特に売れやすいのか、考察

  • eBay等のオークション出品時に押さえたい英語キーワード

  • 国内での仕入れ方・注意点

  • この商品から連想して売れそうな商品を仕入れる場合の検索キーワード

  • セット出品のアイデアや、レトロゲーミング市場での展開

  • まとめ & Q&Aセクション

レトロゲームブームが世界規模で再燃している昨今、こうした初期任天堂製品は投資対象としても注目を浴びています。貴重な新品同様品を適切に扱い、海外コレクターへの訴求を図るうえで必要な知識を、ぜひ参考にしてみてください。

「日本のアイテムが海外のオークションで高値になると、
ちょっと優越感を感じませんか?」

和雑貨、レトロ家電、アニメ系グッズ…
海外のバイヤーにとっては“珍しくて欲しい”商品が、まだまだ国内に眠っています。
でも、

  • どの商品が“優良アイテム”なのか

  • 海外バイヤーが落札・購入に踏み切る決め手

  • 検索に埋もれない“出品タイトル&説明文”

  • 配送・関税トラブルの注意点

こうした疑問をひとつでも抱えているなら、
本記事がきっとお役に立つはず。
いまは限定数で手ごろに販売していますが、
売り切れになった時点で、次のリリースでは必ず値上げいたします。

「輸出で世界とつながり、想像以上の利益を狙う」
その第一歩を、今のうちに踏み出してみませんか?

・・・気になるあなたは、目次を読んで想像してみてください。


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2. 任天堂とGame & Watchの歴史的背景

2-1. 任天堂の歴史を形作った携帯型ゲーム

任天堂は元々、花札やトランプなどの製造販売から始まり、1960年代には玩具産業に本格参入しました。その中で海外ライセンス商品を手掛けたり、電子工学を活かした新規事業を模索する中で生まれたのが、1970年代後半〜80年代にかけて登場した電子ゲーム群。
Game & Watchシリーズは1980年にスタートし、約10年にわたって多種多様なバリエーションがリリースされました。簡易的な液晶画面を搭載し、時計機能とアラーム機能を併せ持つため、学生やビジネスパーソンがちょっとした時間潰しや目覚まし時計代わりに使用したのです。キーワードとなるのは“携帯性”“シンプル・イズ・ベスト”の発想でした。

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