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趣味巻ゲーム編-ポケモンSV日記⑦

 七日目。そろそろお気づきの方もいるかもしれないが、この日数と出来事の経緯は正確ではない。では何の為のカウントであろうか。
 ずみよし刀が次に向かうはチャンプルタウン。ジムリーダーで言えばアオキのいる所である。実はそのアオキ、私の高校時代の数学担任にそっくりである。
 街へ着いてみれば、なるほどアオキがいそうで行きそうな場所である。そこのジムへ向かうと、課せられたのは「秘密のメニュー当て」であった。私の他に"偶然"三人の参加トレーナーがおり、その三人からも、それぞれが得ている情報を聞き出せたら有利に進められるものであった。
 経験値が足りない為、フツーに三人を倒していった私は宝食堂へ向かった。指定地であった為だ。
 店の奥か手前か迷ったが、手前の店員に話しかける事にした。そして注文は始まり、無事クリアした。
 すると、先程尋ねた会社員が店員に言われて立ち上がったではないか。アオキは貴方だったのか。
 立ち振る舞いが大人であり、また相当疲れている様子でもあったから、ハイダイやコルサの様に容易くイジる事はしなかった。
 さてバトル開始。ここまでのバトルを経て気づいたノーマルジムリーダー戦にカラミンゴを出す。彼は大活躍している。
 一匹目はカラミンゴに、二匹目は道中手に入れたガバイト、三匹目が恐らくカラミンゴで再び相手したはずだ。
 三匹目を言うと、ムクホークであった。そのムクホークを従わせるアオキは終始変わらない様子であったが、食堂のおばちゃんや周りの子どものせいで少しやる気を出してしまった。そんな奴らの声には従わなくて良いんだぜアオキさん。
 ガチアオキ&ノーマルテラスタル・ムクホークは強敵であった。まずHPの黄色いカラミンゴが一つにどげりを見舞わせて死に、他の奴らも以下略として死んでいった。
 一度はそのまま全滅してしまった。そのパーティには何が足りなかったのか、全滅する前に私は考えていた。「トロッゴン」である、と。
 トロッゴンとタギングル(途中進化した)を替えもう一度挑んだ。
 飛ばしてムクホーク戦、世知辛いからげんきに見舞われて私のパーティは再ピンチ。しかしそこでエルレイドやマリルリ、トロッゴンが必死に耐えてくれた。
 トロッゴンに謝らなくてはならない。ノーマルムクホークなのだから、いわやほのおは何の有利性もない。なのに君をパーティに入れてしまった。
 さてトロッゴンの仇、とカラミンゴは再びフルとなりムクホークに立ち向かう。からげんきは強いが、それでも死なずに立ち向かっていく。
 一人寂しく、カラミンゴはにどげりでムクホークを討ち倒した。

 もう少しだけ続く。

 辛勝の主人公をアオキは尚いたわり、なんと飯を奢ってくれたのだ。自語を挟むが、私はこういう大人になりたいのだ。
 わざマシン「からげんき」やバッジを受け取った後、実は待ち構えていたネモと戦う羽目に……
 いや、もう一人の女性を追加したフィールドで戦わねばならなかった。名前は忘れたが、ネモを超える位の女性であったという。あんな人が学校にいたのか。
 優しい女性にポケモンを回復してもらい、さてネモと戦えば、三匹目までは各ポケモンを使って有利に戦えた。
 しかしウェーニバル、強い。私がテラスタルとは何かを把握していなかったのもあるが強い。
 アクアステップで味方はやられ、一方でウェーニバルの速さは上がっていく。
 絶望的にパーティが追いやられ、頼みのカラミンゴにどげりも小ダメージであった。
 全滅してみれば屈辱のねぎらいを二人から受けた。アオキ戦の様に最初から戦えると思っていた私が甘かったのだ。
 終了後はまたネモに煽られ、帰った彼女をよそに女性からテラスバーストを受けた。私がパーティに組み込みたい技であったからありがたかった。
 ここまで。にしても悔しい終わり方であった。

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