1年の自然環境リテラシー学を終えて
こんにちは。改めまして、しぶしぃです。
全5回の自然環境リテラシー学実習を終え、今こうして今年度最後のnoteを書かせていただいています。
いやぁ、この1年間は本当にあっという間でした。マリーナ河芸で初めてカヤックに乗り、初めてのテント泊にあたふたしていたあの日が、つい昨日のことのように感じます。
そんなことはさておき。今回は、この1年間の自然環境リテラシー学を通じて、これだけは伝えたい!ということについて書いていきたいと思います。
私が今年度の自然環境リテラシー学を通して、1番伝えたいことは、私たちが通う大学のある三重県には、様々な魅力ある自然が沢山ある!ということです。
私自身、出身が三重県の近くというわけではないので、三重県のことについてあまり詳しいというわけでなく、「三重県のいいところは?」と高校の友人に聞かれた時、最初は「…伊勢神宮がある…とか?」としか答えることができませんでした。
しかし、この1年間を通して5回の実習に参加させてもらった今ならば、「行って楽しい、見て楽しい、遊んで楽しい自然が山ほどあるよ!」と声を大にして答えることができます。
では、具体的にどんな場所があるのか。今回は、三重県の魅力ある自然について、3つの場所について話していきたいと思います。
魅力ある自然その1 〜銚子川〜
まず一つ目が銚子川です。銚子川は、三重県の紀北町というところにあり、上流から下流までとても透き通った水が流れる川です。
私自身、ここまで透き通った川を見るためには海外へ行くしかないと思っていたため、初めて見た時は感動しました。そして、いざ入ってみると気持ちのいい冷たさに思わず泳ぎ出したくなってしまいます。ぜひ、夏になったら遊びに行ってほしい場所の一つです。
そして、銚子川のすぐそばにあるキャンプ場の「キャンプinn海山」さんはキャンプと銚子川の両方を満喫できる、「最強のキャンプ」だと思います。
テントサイトは多くの木々の中にあるため、非日常を存分に感じながらキャンプをすることができます。そして、夜は綺麗な星空を眺めつつ川の流れる音を楽しむことができる、贅沢な空間に。日が登ればすぐに銚子川に遊びに出ることができます。
下の写真が、銚子川の写真になります。本当に水が透き通っていて、川の底がはっきりと見えるほどです。しかし、川の底が見えるからといって油断していると、思っていた以上に深かった、なんてことがあるので、注意が必要です。
また、キャンプinn海山さんでは、カナディアンカヌーの貸し出しも行っています。
条件が良ければ、空飛ぶカヌーが撮影できることも。カナディアンカヌーに乗って、のんびりと銚子川とその周りの自然を楽しむ時間は、日々の忙しさやモヤモヤ感を忘れさせてくれます。
魅力ある自然その2 〜便石山〜
続きまして、2つ目は便石山です。
いきなりですが、この「便石山」って漢字、パッと見せられた時に読めますか?初めてこの山の名前を見た時、「びんいしやま」なのか「びんせきやま」なのか、それともそれ以外なのか、ずっと考えていました。私自身、漢字が苦手なので、難しい読み方を出されるとかなり混乱しますね…。
そんなことはさておき、便石山は、銚子川と同じく、三重県紀北町あり、標高580メートルを超える山です。
先程の話で話題に上げた「キャンプinn海山」さんのすぐそばに登山口があり、頂上近くに「像の背」という絶景スポットがあります。この山の登山道、中々に険しく、滑落しそうなところが至る箇所にありました。しかし、険しいからこそ、冒険をしているという気分になって、とてもワクワクすることができます。
下の写真が、ちょうど便石山を登っている時の写真です。苔むした岩が転がっていたり、延々と続く階段があったりと、ハードですが周りの景色を楽しみながら登ることができます。
また、1番右の写真のような、石畳のある場所もあれば、道なき道を進まなくてはいけない場所もあり、ちょっとした冒険に出た気分になれます。
そして、次の写真が「象の背」と呼ばれる大きな岩です。その名の通り、動物の象の背中みたいな岩なのですが、実際に見てみると本当に象がここに埋まっているのではないか、と思うほどに似ています。
そしてここから見える景色というものが、尾鷲の海と、紀北の山々を一望できる、とんでもない程の絶景です。一度見たら、もう一度見にいきたくなるほどの景色で、登ってきた時の疲れがすぐさま吹っ飛びます。
ちなみになのですが、この写真は私が撮ったものではありません。私は象の背に登るのが怖くて、端っこの方で景色を見ていました。しかし、端っこからでも十分綺麗な景色を望むことができます。
魅力ある自然その3 〜二木島〜
そして最後、最後の3つ目は、二木島です。二木島は、三重県熊野市にあり、小さな港町があります。
この港町、秘密基地のようでとてもワクワクするんです。何故ならば、周囲が山に囲まれていて、電車で行くと長いトンネルをいくつも超えた先にあるからです。そして、山肌に沿って建てられた民家が、とても雰囲気を出していて、街を散策するだけでも十分楽しいと思います。
更に二木島のいいところは、水がとにかく綺麗ということがあります。
先程銚子川の時も水が綺麗だー、と言っていましたが、二木島の水の綺麗さは、銚子川とはまた違った雰囲気を漂わせています。
銚子川とは違って、底が砂利ではなく砂であるため、どことなく南国感が漂ってきます。
そして水が透明な分、岸から顔を出せばイカやエイ、更には色とりどりの魚たちが泳いでいる姿を見ることができます。釣りをしてもよし、魚を眺めるもよし、港町を探索してもよし。一度で3回味わえる場所だと思います。
以上3つが、私が特に話したかった「三重の自然ポイント」でした。
今回自然環境リテラシー学に参加し、様々な場所を訪れてみて、普段の生活をしているだけでは気づくことができないような、三重の素晴らしい自然を沢山知り、そして触れ合うことができました。
三重大学に通い、三重県に繋がりが出来たのならば、この自然を存分に楽しむ他ないと、私は思います。
新型コロナウイルスが未だ猛威を振るっていますが、しっかりとした感染対策のもと、是非ともたくさんの人にこの自然を堪能して欲しいと思います。
さて、これで今年度のnoteは最後になります!
振り返ってみれば、今までにないくらいに密な1年間になりました。来年も、また同じような事に参加できたらいいなぁ…。
それでは、今までありがとうございました!