備忘録07:劇場版ソードアートオンライン プログレッシブ 冥き夕闇のスケルツォ 観てきました
前作のプログレッシブ「アリア」の続編。
劇場版アニメのオリジナルキャラのミトを入れてスタートしたプログレッシブ。
今回はアルゴというキャラが活躍するらしいということだけ前情報が入った状態で鑑賞しました。
ミトの話
前作で突然出てきたアスナの友達。
アスナを守れず逃げてしまった前作からのその後。
個人的にはもやもやしてしまった「アリア」からの流れを見事に回収して、美しい形にまとめられていたのは素直に良かった。
ここだけ太くして作っても良かったぐらい。
女性が女性を描くことで絶妙なキャラの距離感が生まれたのだとしたら、ここだけで大成功だったのでは。
それぐらい繊細なものに感じました。
アルゴの話
アスナやキリトをあだ名で呼んでいるぐらい近い存在として描かれていたけど、SAOとの出会いがTVアニメなので最後まで??なキャラでした。 しかも、かなり活躍するストーリー展開。
ミトは前作をバックストーリーとした成長が描かれていたのでキャラが立体的になったのですが、対照的に完成されたキャラとして出てきたアルゴには最後まで乗っかれず。
このキャラについては勉強不足で臨んだのが裏目に。
アスナ&キリトの話
「アリア」のころからみて、この時点でかなり精神的な距離が近くなっていたのが印象的でした。特にボスキャラ戦後の感じがなかなか。
もう関係性がかなり出来上がっていて、この後の展開はTVアニメで見ているので安心してみていられました。
戦闘シーンの迫力は相変わらずで、スイッチを繰り返して攻め抜くさまは圧巻でした。
アクションの話
戦闘シーンがかなり連続する今作。 なかでもボス戦とアスナのデュエルシーンが良かったなぁ。
ボス戦は、巨大なボスキャラの重量感と多彩な攻撃パターンにテンポのいいBGM。ピンチから逆転の展開も爽快でした。
アスナのデュエルは美麗なソードスキルの描き方と、スピード感。
さすがの出来栄えだったのではないかと思います。
間違いなく見せ場の一つ。
さすがに良作!
「アリア」をワンセットの作品でしたが、ストーリーも映像も楽しめた作品でした。アクションシーン以外の映像も丁寧に作ってあり、夜の街を描いたシーンが照明の感じなどとてもきれいで印象的でした。
次もあるのでしょうが、原作が完結していないということなのでいつになるんでしょうかねぇ。
さいごにキバオウ!
いい感じでした。
完全に背伸びの行き過ぎたお荷物キャラの印象でしたが、完全に見方が変わりました。案外いいやつ。
一見合理性に欠ける立ち振る舞いになってしまう理由も描かれていて、ある意味今作のMVPかも。
次に出番があるかわかりませんが、出番があったら応援するぞ!!
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