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「雪解けに」、ゴッドフィールド説

 ひな祭りですね。女の子のお祭りということで、学マスでも3月3日現在ひな祭りイベントが行われています。

 一方我らがゴッドフィールドは何のイベントもやってません。女の子一人も出てきませんからね、壺から出てくるのは異形の守護神10体の硬派なゲーム(?)です。

 そんな中、せめてひな祭り気分でいようと、イベント曲、『雪解けに』を聴きながらゴドフドをプレイしていた時、ふと気づきました。

 これ、ゴッドフィールドのことを歌ってね?と

 「いやまさか、今をときめくアイドル育成ゲームと噛みすぎて味のしなくなったガムみたいな運ゲーに接点があるわけないでしょw」とお思いの方、それは正しい反応です。ですが、次の考察を読んでみてください。学園アイドルマスターはゴッドフィールドだったと分かります。

言わず語らず 微笑みを湛え
 
さざめくたそがれ
囃子が灯りが速雨を憂えても
偶さか交わした瞳は
諦めに濡れることを知らない

ため息の花弁 集めた花筏
見送れば月が照らすから
雪解けに色づき 膨らんだ感情
自由へと羽ばたいていくの

はらはら はらはら
空に知られずとも
踊るように巡り合う心
あなたが新たな 喜びを知り
垂れ下がる 鈍の曇晴らすまで
 
祈りは 唯 爰に在るから

初星学園「雪解けに」より

 雪解けにの歌詞です。noteが長くなりすぎるのと、多分全部丸々書くのは良くないのと、考察をするのにはこれだけあれば十分なので、1番の歌詞だけを書き写しました。当然これだけでは分からないので、以下、小分けにしてこの歌詞の裏に隠されたゴッドフィールド要素を解説していきます。

さざめくたそがれ
囃子が灯りが速雨を憂えても

初星学園「雪解けに」より

 『言わず語らず微笑みを湛え』については解説するまでもないです。言わず語らずって書いてあるの文字という形でそれについて語るのはどうかと思うからです。なので『さざめくたそがれ』からになります。

 『さざめくたそがれ』の正体、それは終末です。

終末の時

 終末になると、この画像のように画面が赤くなります。さながら黄昏です。また、終末突入時には警告音のようなサイレン音のような音が鳴り響きます。さざめいています。つまりこれは終末のことです。速雨というのは急に強く降る雨で、それを憂いているということは、恐らく終末まで引き延ばされた試合に負けています。運ゲーとはいえ、その悲しみは計り知れません。

偶さか交わした瞳は
諦めに濡れることを知らない

初星学園「雪解けに」より

 しかし、次に続く言葉を見ると、この預言者は全然諦めていないことが分かります。すぐに再戦ボタンを押しに行く心の強い預言者の歌でした。
 ゴッドフィールドは一人で遊ぶゲームなのに瞳を『交わした』って書いてあるのはおかしいという方もいるかもしれませんが、これは自分自身と交わしています。預言者は孤独な生き物なので、ゴッドフィールドをプレイしている時は自己と対話しています。なので矛盾していないです。

ため息の花弁 集めた花筏
見送れば月が照らすから

初星学園「雪解けに」より

 この部分でこの歌詞はゴッドフィールドだなと確信しました。ため息の花びらを集めた花筏を見送って月が照らしてくる、一見すると夢のような非現実的な感じの描写です。しかし、あるゲームではこれに非常に近い挙動が再現できます。

ため息の花びら
集めた花筏
見送れば月が照らすから

 そうです。これは《スマイルの花》を集めて撃った《解放》から《月神》が出てきたことを表しています。完全一致です。スマイルって書いてあるじゃんどこがため息だよって方は一度ゴッドフィールドをプレイしてみてください。重要な場面でスマイルの花なんて引いたら溜息も出ます。

雪解けに色づき 膨らんだ感情
自由へと羽ばたいていくの

初星学園「雪解けに」より

 これだけでは一見運ゲーとは関係ないように見えますが、これも状況証拠と合わせて読み解く事ができます。
 まず、このゲームで15MP払って《解放》を撃つという行為は非常に弱いです。15MPもあったら他の奇跡を撃つなり、そのMPをHPに回して殴り合った方が強いです。なので、それをしないということは、この歌の預言者の置かれている状況が武器も他の奇跡もない手持ち無沙汰な状況だと考えられます。
 即ち手札が防具まみれで、相手もそれを分かって無属性攻撃を撃たずに手札を回させないようにしてきていると考えられます。
 
 そんな中、『雪解けに色づき膨らんだ感情』が自由へと羽ばたいていく、これが意味するものは1つしかありません。

灰色の手札に彩りを与える神カード

 《虹のカーテン》です。これで相手の属性攻撃に無属性という色を与え、膨らんだ手札の防具を一気に切る様子を『自由へと羽ばたいていくの』と表現していたのです。

はらはら はらはら
空に知られずとも
踊るように巡り合う心
あなたが新たな 喜びを知り
垂れ下がる 鈍の曇晴らすまで 

初星学園「雪解けに」より

 1番のサビです。ここまで読んだ人ならもう分かってるかもしれませんが、この『はらはら はらはら』は桜の舞い散る様子ではなく、さっき防具を全切りした預言者が新たに引いた神器の蓋が開くのをハラハラした気持ちで待っている『はらはら』です。
 その後は、先ほど呼び出した《月神》の攻撃が入ります。反撃の狼煙です。『空に知られずとも 踊るように巡り合う心』はそれを詩的に表した歌詞です。
 『あなたが新たな喜びを知り 垂れ下がる鈍の雲晴らすまで』は言うまでもありません。防具を全切りして新たな強いカードを引いた喜びと、ついでに引いた《ハートの貝殻》で暗雲を解除した様子です。
「あなたって言ってるじゃん」という方、預言者は孤独な生き物なのでゴッドフィールドをやっている時は自分と対話しています。そのため、自分のことを「あなた」と呼ぶのは不自然ではありません。

祈りは 唯 爰に在るから

初星学園「雪解けに」より

 最後の歌詞です。一見すると防具を全切りしたのに武器が引けず、また祈っているように見えますが、全切りで新たに引いた手札のことをこれまでの祈りの蓄積と捉え、今までの祈りは新たな形でここに在るぞ、私の武器になったぞというニュアンスだと私は考えました。もし、この解釈が合っていた場合、この歌詞を作った方は相当ゴッドフィールドのことが好きなのだと思います。この部分は非常に色々な意味がありそうなのでこれを読んでいる方も良かったら自分の解釈を考えてみてください。


 以上が「雪解けに」ゴッドフィールド説でした。溜まっていた防具を全切りする様子を雪解けと表現するのはお洒落ですね。最後になりますが、ここに書いてあることは全てデタラメなので決して本気にはしないでください。

以上、スノーマンイーターでした。

 防寒はしっかりとしましょう。noteは以上です。ご拝読ありがとうございました。

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