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制度設計の矛盾
母の所に面会にいき、23日の転院から少しだけ用意するものや、今度はいる施設は頭金というか、入居に際して敷金がかかり、その説明を少ししてみます。
お金かかるのかい?敷金??アパートなの?
いやいや、高齢者施設でいわゆるアパートとは違うんだ。でもグループホームは入居一時金がかかる仕組みなんだよ。
それならいかない。お金なんて一円も出したくない。
いやいや、そういうわけにはいかないんだよ。ここは出なきゃいけないんだし。
出て一人で暮らす。あんたの世話にもなりたくない。そんなやってやってるんだみたいな態度で来られるのは我慢ならない。
もちろんそういうつもりはないのですが、そう感じるのでしょう、母の目には。
しかも、国の施設ではないのですが、高齢者からまだお金とるのか?と思う高齢者の方は多いと思います。
介護の部分には、介護保険は使えますが、施設はあくまで自費の部分なのです。入居費はあくまで個人で支払うものなのです。
それと食費も医療費でも介護費用でもありませんので、自費扱いです。
そういうものを総合計して、だいたい17万~20万は毎月かかるものなのです。
医療費や介護負担を3~6万とすると、全部で24万くらいはだまっていてもかかるのです。
それが現実です。
年金の今の受給では母の年齢でも毎月15万です
どうしても、足がでます。
5万くらいの支払いを誰かがしなくて住めない計算になります。
僕の年齢になると、年金は減らされますので、毎月15は望めない数字です
おそらくですが、10万に満たないかもしれません。
そうすると、毎月10万足りなくなりますので、預貯金から補填しなければ間に合いません。
7割くらい?か6割は支払えるでしょう。
残りは??どうするのでしょう?
生活保護に切り替えて、福祉ではいるしかなくなります。
現役時代に一生懸命に働いても、待ってる現実は、制度の設計が不十分だったために、しわ寄せがくる人が一定数いるのです。
制度設計の責任はだれがとるのでしょう?
結局は、国民が苦しむだけになってるのです。
制度を設計したのは厚労省、つまり国なのに、国はその責任はとらないのです。
原資をつかって運用して運用益を得ることで、支払った金額以上の年金を得ることができる・・・って話じゃなかったんですかね・・・