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国境なき医師団の叔母再び

親戚の中で、たった一人だけですがかなり行動的でものすごい努力家の方がいます。

母の事を叔母と呼んでいるので、僕からみると祖母の姉妹の子供?になるので僕からみるとなんでしょう?

大叔母?なんでしょうか?

つまり親戚ではあるんですが、詳しくはわかりません。

この叔母は以前も僕のブログに登場していますが、現在は60歳代になる初老の叔母さんです。

現在はサンフランシスコ在住。

彼女が北大に在学していた時代に、留学生のアメリカ人と恋愛になりましたがアメリカ人の彼はキリスト教徒でした。

彼女もキリスト教に入信し、熱心なキリスタンになったのです。

ここまではいいとして、彼が留学を終えで本国に戻ることになったのですが、彼女は北大を中退してそのままアメリカにわたりました。

彼女を擁護したのは母だけで、その時の親戚会議ではおおもめにもめてしまい、母は叔母その親戚の会議から逃がしたというわけです。

その後、彼女はアメリカで結婚してそのまま子供さんを出産。

その子供さんは現在は30歳になるハーフのかわいいきれいな女性になりました。

彼女の行動的なのはアメリカにいっても変わらず、彼女は国境なき医師団の事務局を担い、中東に行き、戦時の中東国を医師団のサポートをしながら、戦地を生きてきたという女性です。

何度も何度も危険な思いをしたことでしょう。

その彼女が、日本を再び訪れ、母にあの時の礼をしにやってきたのはもう3年か4年前になるでしょうか。

朝にいきなり前触れなく、電話がかかってきます。

かずやくん!今どこにいると思う??成田よ!成田!中東から一度日本によってからアメリカに帰るわ。

札幌にこれから向かうので、お母さんに伝えておいて!夜にはいくから!!

え?ちょっとまって!母は今はグループホームに入ってて自宅は引きはらったんです。

どういうこと??詳しくおしえて!

今までのいきさつを簡単にですが説明しました。

そうだったの・・・そのグループホームには行けるんだよね?

もう、また再び日本に来るのは5年先か10年先かわからないから、どうなってるかわからないもの。

お母さんには絶対に会いたいわ。私も年齢的にもう医師団を引退することになると、アメリカにずっといることになると思う。

だから、かずやくん、施設を案内して。夕方には札幌につくから、電話するね。


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