認知症高齢者と歯痛
昨日の夜に母が歯が痛いと言い出し、薬を飲ませました。
鎮痛剤です。
そうすると、朝には痛みがなく楽になっていたのです。それはよかったのですが、予約した歯医者にはいかないといいだします。
え?歯はだまっていて治るものじゃないよ。治療にいかないと。
嫌だよ、痛くないのになんでいかないといけないんだ!行かないよ。
ダメだって。歯槽膿漏になってて膿んでいると思うから、少しきってまずは膿を出さなきゃ。
嫌だ。痛くないのだから治療はしない。
何度言っても、障害がある=痛みとしてしか認識していないので行かないの一点張りです。
これは困った・・・高齢者の頑固者と認知症の理解をしないという二重の問題で、ここではそれが大きな壁です。
なんとかだまして嘘ついてでも、行かせるしかありません。
僕もそうそう時間がありませんし、いつもついてもいけません。それに歯槽膿漏で痛みがあったとすると
もうかなりの化膿。
放置すると命の問題にもつながります。
なんとかやっとの思いで連れていき、治療をすることができました。
結果的には歯槽膿漏で歯茎も骨まで腐ってきています。
薬で様子をみて今後の事を考えるしかありません。
一難去ってまた一難
がんばるしかないのが認知症介護なのです。