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運転免許返納

昨日の続きですが、父は車が大好きでした。
僕がその遺伝子をもっていて似てるのかもしれませんが、父にとっては大人の証明みたいなところがあったのでしょうか・・・


幼いころにおそらくは、なにか強いあこがれがあったのでしょう。
車に対する執着と、食べ物への執着というか、癖は普通ではなかったと思います。
エビの執拗な食べ方も、車に対する強い執着心も。

幼いころにおそらくですが、食べれない時期があり、その食べられない時期に形成されたなにかが心の奥底に潜んでいたのかもしれません。

そうしたことで、トラウマ的ななにかが潜んでいた可能性はかなりあります。
ですので、車を取り上げた時の怒り方がふつうではなかった気がします。
僕ももうすでに大人で、病院勤務も経験し開業しているわけですのである程度の事はわかります。

幼少期に特殊な育ち方をした方は一般的な育ち方の方とは一種独特の世界観というものをもっているのかもしれません。
結局は人に危害を加えることは幸運にしてなかったのですが、母を乗せての事故が一度、この時は札幌市立病院に搬送され、ICUに入りました。
その後も、自宅そばの街路樹を倒したりもあったのです。
都度僕がいろいろ対応しました。

保険屋さんとの話し合いや電柱の時も札幌市と話し合いをしたりとか、いろいろ大変でした。

しかし、だからといって認められるものではありません。
車の運転は正常な人でも不注意で事故を起こし、複数の方を巻き込む大きなものになる可能性があるものなのです。
まして、血糖値が異常で意識を失うなんてことがある以上は、なんとか運転をやめさせないといけないのです。

警察にお願いするしかありません。
警察が免許の取り消し、返納命令をだしてもらうことが一番でしょう。

70歳まで人生をまっとうに生きてきている人にとって、警察の返納命令などは絶対なのです。

79歳まで乗り続けた父は、返納することなく亡くなりました。
9年あまりの間、僕はかなりの緊張とかなりの責任の重圧でお寺にお願いしたりすること以外は思いつかなかったのです。

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