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トランプ大統領誕生
アメリカの大統領がトランプ氏に決まり、世の中はどうなるのかと戦々恐々としている人は多いと思います。
特に社会主義国家のロシア、中国などはそうでしょう。
資本主義国家のEC諸国もでしょうし、同盟国である日本でもそうです。
今までのアメリカ大統領が世界のリーダーとしての自覚をもってアメリカを統治していた方がトップでしたが、今回はアメリカファーストを掲げての当選ですのでアメリカにはよくても他国に不利益が講じる可能性は多々あります。
就任一日目で、WHOの脱退を表明しました。
WHO脱退って考えたこともなかったのですが、世界各国に疫病対策や、感染症、今度のガンなどの新しい知見などの研究にも参加しないことになりますし、なにしろWHOの加盟金が多くの金額が減りますので維持することも大変になります。
アメリカが年間拠出してたお金は600億円だそうです。
これがWHOには入らなくなります。
またEVなどの電気自動車をやめはしないまでも、推進をやめて石油系のガソリン車をどんどん作りうるということです。
アメリカはもともとは自動車産業が花形でした。
シボレーやフォードなどの車は世界で売れていき、またモービルなどの石油会社はどんどんもうかっていった時代がおそらくはアメリカの黄金時代でした。
今は自動車の排気ガスや暖房で使われて排出される排気ガスのせいで温室効果がたかまり、世界の気温は、1980年代より1,6度上昇しています。
これで、生態系は崩れ、天候は変わって日本も北海道沿岸でとれる魚も変わり、札幌では雪が少ないなどの天候の変化も起き、台風など極端な天候が発生する率が多くなってきています。
世界の国は、温室効果ガスの排出をやめるべく、電気自動車を作り、ガソリン車は信号待ちなどではエンジンも停止するような装置を開発したりで、EVの普及に努めているところですが、アメリカは逆行して
どんどん排出するような方向に向き始めています。
アメリカの黄金時代を取り戻すためなのでしょうが、これってどうなのでしょう?
経済のためには仕方ないといえるのでしょうか?
日本はこれに対して、意見をいえるでしょうか?
むしろすり寄る性質のある日本政府は、アメリカ寄りに向くでしょうが、対ヨーロッパや豪州にはEV路線をとるんじゃないかと思います。
はっきりしない石破さんなら、日本はそうなっていくでしょう。