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わんこの話

札幌も連日の猛暑といっていいのだと思いますが、34度、32度とかなり高い気温で推移しています。

寝苦しい夜でしょうが、できるだけ室内を冷やすなどするしかありませんので、やはり北海道でもエアコンの必要性を感じるところです。

昨日うちのわんこのあのんが、ソファのクッションをぼろぼろにして中のウレタンらしきものを出して遊んでいると思っていたのですが、床を見るとそのウレタンが落ちてないことに気が付き、あれ?もしや食べてしまってるのか?と思い、それを取り上げると直径4~5センチの穴が開いています。

深さは3センチもある感じでしょうか?

そのウレタンはどこにも見当たりませんので、おそらく食べたのだろうと思い、びっくりして動物病院に電話をしました。

まだ9時前でしたが、獣医さんが対応してくれて、誤食だと思いますので、すぐに来てください。とのことで車で行きました。

ついたのは9時15分くらいでしたが、もう待合室は4組くらいの方が診療をお待ちです。

先ほど電話した渡邊です。

あ、お待ちしてました、すぐに診察室にお入りください。

すぐに診察室に入ります。

胃の中をチェックしましょう。人間と違って胃の中に滞留している時間は人間より長いので胃にあればお腹を開腹しないで済みます。

もし腸にはいっていたら、詰まりますので、お腹を開いて出します。

緊急オペになりますので。

わかりました。

超音波エコーで見ると胃の内容物に固形らしくスポンジがいくつも見えます。

これでしょうね・・・まだ胃にあるようです。

先に進むとまずいので、すぐに催吐剤を注射しましょう。

おそらくこの9時半にはなっていましたが、食べてから1時間というところでしょうか?

人間なら胃からはすでに十二指腸にはいってしまっている時間です。

注射後、5分も経たないうちに吐き出します。

最初の嘔吐で、胃の中のすべてのものが出たようで、全部で10回は吐きましたが、残り8回は胃液とかだけになっています。

そろそろ全部出たようですので、制吐剤を注射しましょう。

これで逆に吐き気をおさえるわけです。

注射して30秒もしないうちに吐き気はおさまり、正常になりました。

もし腸に入ってしまっているものがあるようでしたら、吐き気がしますし便が詰まりますのででてきません。

なんとかその後便も出て正常でした・・・


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