グループホーム見学
今日は午前中に母の入居するグループホーム見学です。
これで5カ所目でしょうか。
中の島の小さなグループホームになります。
グループホームというのはどこもだいたい小規模で、9名のユニットが2つという作りは一緒なのでしょう。
見てきたところはだいたいこの規模感でした。
妥協。どこで妥協するかというところがもうここまでくると必要なことなのでしょう。
それはわかっているんですが、入居するのは母親で、決めるのがその息子という事がこんなにも難しいことなのだと思ってもみませんでした。
きっとここを読む方も、そんな思いをいつかするかもしれません。
たとえば、お風呂なんですが、古いところはやはり狭いのです。
お風呂にスペースを割く考え方もなかったのだろうと思います。
その狭さが、いいのか悪いのか。
その本人の考え方や性格によるのだと思います。
他の人との距離感が近いほうがいい人もいれば、嫌な人もいるのです。
僕は母との付き合いは長いので今の時点では、この世で一番わかってるはずです。
その目線で考えると、距離感は近くない方がいいはずです。
母は、相手の懐にも入りたくないし、自分にも入れたくない。
そういう付き合いを望んでいるはずです。
そういう目線も考えないといけません。
中の島のグループホームの帰り道に、母の入所している老健によって帰ります。
母に大好物のモナカのアイスクリームをコンビニで買っていきます。
歯がないので、もう固いものは食べられません。
大好きだったポテトチップスもチョコポッキーももう食べることはできないでしょう。
せめて、モナカのアイスをと思い、夏の間は行く度に買っていくんです。
実は母はモナカのアイスが大好きでした。
僕が風邪をひくとモナカのアイスを買ってきてくれたのです。
風邪をひいて熱を出すと、メロンかモナカアイスが出ました。
親心なのでしょう。
今は母を思う子心というのでしょうか?
モナカをせっせと買いに行きもっていくのです。
あら、またモナカ??もう飽きたよ!と言いながらも、渡す前に手が出てくるところを見ると、
食欲はまだまだあるのです。
私は3分の一でいいから、残りはあんたが食べな。
三分の一はいつも僕が食べることになるのです。