昨日のブログの続き
先週書いたお話し。
貸した倉庫の中の車の中にその人はいたという話ですが、数名からその後どうなったのですか?と数名の方から尋ねられました。
警察にすぐに電話して警察車両がたくさんきて、いわゆる殺人事件?みたいな話になったんですが、
その後第1発見者である父と僕は警察に連れていかれて事情を聴かれました。
同時に、解剖をして心臓に持病があることもわかり、死因は心筋梗塞でした。
事件性はないと判断され、父も僕も釈放されました。
その後数日して警察から電話がはいり、身内の方がみつかりました、連絡先をお伝えします。
そういって東京に住んでいる一人娘さんの連絡先を教えてもらいました。
詳しい事は知らなかったのですが、亡くなられた方は相当な昔に離婚をしていて、子供さんがいる話も一度も父に話したこともなく、天涯孤独だと言っていたようですが、子供さんがいたことに驚いていました。
さっそく父が電話をしたようで、札幌に来るときに話し合いをすることになりました。
詳しいことは、その後父が直接その娘さんと話し合いしていました。
娘さんは30歳になるかならないかでしたが、もう10年以上も会ってないうえに、ほとんど交流がなかったらしく、葬儀はなく警察から焼き場まで直送でお骨になったようです。
父は、支払われていない家賃の事を言ったようですが、最終的に香典として受け取らない選択をしたようでした。
この件はこれで終了しました。
少なくてもこの男性にも幸せな時間がきっとあり、恋愛があり結婚があり、子供さんがいたという事がわかっただけで父は満足したようでした。
僕が30歳のころのお話しです。