梗塞の真実
先日日本での刺絡治療を実践している先生のブログなどを調べていましたら、わかりやすいたとえ話をかいていらした先生がいました。
道路で、事故車両が一台いると、隙間を通り抜けないといけない。
もし、複数台いると、そこから先にはいけないので、その事故車両を取り除かないといけない。
お血はいわゆる事故車両だと考えていいのだから、それを外部の力で取り除かないと、そこで渋滞が発生してしまうし、渋滞が続くとどこかでまた事故が発生してしまいます。
それがお血を取り除く刺絡治療です。
なるほど、その通りです。お血は流れていない血液が劣化したもので、血液とはもはや言えない状態になっています。
特に痛みやコリは血液の流れにかなり関係します。
痛みの原因は、ほぼ血液の流れが悪くなることで、酸欠が発生して筋肉が固くなると近くを通る神経の圧迫が発生して痛みが起こることはよくわかっています。
これが長く続くと、しばらくは痛みが継続しているのですが、そのうち慣れてしまいます。
慣れてしまうどころか、麻痺してしまい、なんでもないと言い出します。
よく患者さんで、こんなに肩が凝ってるのに大丈夫ですか?と聞いたり、背中すごいですよ、大丈夫ですか?と聞くとなんでもないです
なんていう人がいるんです。
こういう人が要注意なんです。
なんでもないと思うと、なにも対応をしない、なにも治療しない。
サインを見逃すことになります。
見逃すと治療しませんので、その後一段階上がります。
痛みから次は、めまいや吐き気などになるケースが多いです。
不眠などもそうです。
それも薬で何とかしちゃう人っているんです。
そうすると、次はつまりが完全になってしまいます。
脳梗塞、心筋梗塞・・・
梗塞ってなんだと思いますか?
梗塞とは、血管がつまって組織が死んでしまった状態と書かかれています。
梗塞になって細胞がダメになってまった場合にはうちではもはや、お手伝いできません。
心臓なら狭心症、脳なら一過性脳虚血発作。
ここまでならなんとかできます。
お血の体質の人は、おそらくうちで治療して楽になったとかんじていることでしょうし、スタッフからも言われていると思います。
週に1度、程度によっては週に2度、3度と治療をしていく必要があるのです。
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