もし受験に失敗したら!
受験勉強お疲れ様です。
自分は約30年前、大学受験で、志望校A判定でしたが、受かりませんでした。当然、その時は悲しく、辛い日々でした。
「周りの自分より成績の悪い人が受かり、自分は落ちる」経験者しか味わえない屈辱だと思います。
ただ、滑り止めの大学に入学後、吹っ切れて勉強とは距離を置いて、たくさんの経験ができたので、逆に落ちて良かったと思うようになりました。
負け惜しみに聞こえるかもしれませんが、そのつもりはありません。今でも、落ちて良かったと思いますので、自分が落ちて良かったと思う事を記載します。学生さんに少しでもお役に立てたらと思います。
①人生で大切なものは、学歴ではない
学歴は単なる資格です。これに多大な時間を費やしても、社会ではあまり役に立ちません。学問が好きで趣味なら別ですが。
②他人の痛みがより分かるようになる
世の中の勝ち負けは単なる自己満足です。他人を見下す人間は何かが欠如していると思います。他人の痛みが分かる事は重要と思います。
③心のキャパが広がる
何かあっても、少しぐらいなら動じなくなります。心のキャパが広がり、他人の気持ち、価値観がより受け入れれるようになります。
④時間が空く
ランクダウンすれば、時間が空きます。その分、サークル活動、海外旅行、友人との遊びに時間を充てれます。特に学生の内に、海外旅行はおすすめです。お金では買えない価値観、経験値が手に入ります。
人生で大切な事は与えられた時間内に、自分がどれだけ満足度の高い時間を過ごせるか?だと思います。
満足度を高めるには自分だけではなく、社会貢献のように、他者も満足させる事が重要な可能性が高いです。
勉強しただけでは、他者は満足させれません。勉強を活かして初めて他者の役に立ちます。ただ、勉強を活かせる人間はごく僅かです。
経験値の方が活かせる可能性は高いです。
色々と経験してみて下さい。世界を広げてみて下さい。そのために必要な事は「心の持ち方と行動力」だと思います。