かなえ先生の名刑解説
名古屋刑務所が酷いことは刑務官による受刑者殺しがあったことでそれなりに知られていると思いますが、今回報道された案件はあまりにも人権上の問題が大きいとして、受刑者ではなく「刑務官」を監視する目的で刑務官へのカメラの着用義務が決まったという前代未聞の結論になったほどのことでした。
若手の刑務官による特定の受刑者への執拗な虐めや虐待があり、それが他の刑務官の多くにも知られていたにもかかわらず誰からも咎められなかったという事件で、近代の民主主義国家であるならば決してあってはならない