『テート美術館展』 国立新美術館
2週間前に現地まで行くも『40分待ち』に並ぶパワーなく退散。。結局平日に行けず本日『50分待ち』の中入場。
凄い人の多さでしたが、思ったよりも見やすく。
ハンマスホイも当然素晴らしいのですが、その隣のウィリアム・ローゼンスタイン『母と子』が美しい。
おそらく大きな窓から差し込む光を受け、母の膝に乗り立ち上がっている少女、抱き支えている母、その姿が日常感たっぷりで多幸感が満ち溢れている。
ロスコ、ニューマン、リヒターと並んでましたが、リヒターの力強さが際立っていてロスコ、ニューマンの作品が損してる感じ…昨年のリヒター展で『ビルケナウ』に胸をえぐられるような衝撃を受けたことを思い出す。
そしてジェームズ・タレル『レイマー、ブルー』。
タレルの作品初めてでしたが神聖感に満ちている。展覧会HPのものと全くの別物の印象。3回出入りして見直し体験。部屋を出るとき視界が赤くなる不思議な感覚。
来場者は若い女性(大学生風)が多数で、都心の若者にはアートがすっかり根付いてるのを感じる。とても良きこと。