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「まどのそとのそのまたむこう」

モーリス・センダックと言えば、「かいじゅうたちのいるところ」や「まよなかのだいどころ」などの作品が、もっとも有名なアメリカの絵本作家である。

私は子どもたちが幼い頃、本の読み聞かせサークルに所属しており、何度か手に取った記憶がある。大胆な構図と迫力ある描写で、子どもたちをあっという間に絵本の世界に引き込んでしまう。

そんなセンダックの上記の二作と共に「三部作」とされているのが、「まどのそとのそのまたむこう」なのである。正直言うと、この作品のことは知らなかった。なぜ知るに至ったのか?というと。。。

福島県いわき市にある、安藤忠雄さん設計の建築物が、まさに、絵本美術館「まどのそとのそのまたむこう」ということを知ったからである。

実は、少し前に上野にある「国際子ども図書館」のレンガ棟の改修の設計を安藤忠雄さんがされたという事を、noteの投稿記事で知り、近くに安藤さん設計の建築物がないかなぁと探してみた。

ありました!お隣、福島県のいわき市に。

それが、絵本美術館「まどのそとのそのまたむこう」というわけ。

ぜひ行ってみた〜いと思ったわけだが、一般公開はされておらず、問い合わせ電話番号も見当たらない。説明書が添えられていた。

「本来、幼稚園児の皆さんが利用する目的で開館したものです。一般の方は園児の皆さんの使わない時間にのみご利用いただけるとお考えください。」
なるほど、そういうことかぁ。

申し込みは、往復はがきに、《住所・氏名・連絡先》を明記のうえ郵送。後日、日時を指定された招待状が送られてくる。

なんて素敵なんだろう。。『招待状』だなんて、ワクワクしてくる☆

往復はがき出してみようっと。夢があるよねぇ。

そんなわけでこの美術館の名前と同じ絵本があることを知ったわけである。

さっそく市立図書館で借りてきて手にとると、小さい女の子と赤ちゃん(いもうと)の白昼夢のような不思議な冒険のお話であった。センダックの独特のタッチで怪しげな、それでいて、ユーモアのある不思議な冒険の世界が描かれていた。

大人も楽しめる素敵な絵本なので、皆さんにもぜひ手にとって読んでもらいた〜い😊という絵本紹介の記事でした~♡

ではまたお会いしましょう🐰

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