フリーランスカウンセラーとして開業して1年。今の私の働き方。
もうすぐ開業届を出して1年。
この1年を振り返り、現在地を捉えてみたい。
予想していたことではあるけれど、フリーのカウンセラーとして忙しくて忙しくて・・ということはなく。
カフェ店員として働く傍ら、月に数件のクライエントセッションをさせていただいている。
活動当初から登録しているカウンセラーのプラットフォームのほかに、自身のHPを立ち上げて、直接サービスの受付を開始したことが、一番の変化。
お一人目のクライエント様とのご縁ができるまでの間、1年くらいは覚悟して、まず認知・集客につながる活動をコツコツと、と思っていたけれど、オープンしてから2ヶ月で、ありがたいことにお二人のクライエント様とのご縁をいただいた。
ご縁をいただいた方へは、全力で、誠心誠意関わらせていただく。
継続的に支援させていただいているクライエント様も、そうでない方も、ずっと、応援しているし、特別な思いがある。今は先が見えなくても、きっと、ぜひ、よりよい方向へ進んでいけると心から信じている。
フリーランスのカウンセラーという働き方について、自分自身がどう向き合うかを悩んだ1年でもあった。
「カウンセラーとしてやっていくぞ!」という意気込みと裏腹に、(言葉にするのもおこがましいが)まだまだクライエントセッションが少ない現状とのギャップに、悩み苦しみもした。
カウンセラーとして活動を始めて1年目で、月に数件のクライエントセッションができていること、そのうち3割ほどのクライエント様が自ら継続的にセッションを受けてくださっていることは、非常に有難いことだと思っており、今現在の自分としては自己評価に値する実績だと捉えている。
だけど、その一方で、お小遣い程度にも満たない収入であることや、日々「仕事をしている」と思える時間が僅かしかつくれていない事が、無意識下で自己肯定感を下げて苦しい時間も多かった。
その背景には、経済的自立に対する私のこだわりもあった。
そんなにすぐに無理もないのは当然だとわかっているのだけど、私の中の「思い込み」が生きづらくさせていることにあらためて気付かされ、勉強も兼ねて、セルフCBT、セルフスキーマ療法に取り組みながら、「物事の捉え方」を修正しているところである。
SNSを使ったマーケティングやビジネスに関する情報に多く触れ、ネットの世界の中のいろんな人と比べて、理想を膨らませては焦ったり現実に落胆したりもした。
そんなとき、ライフワークという考え方が支えになった。
成果が出るのに時間がかかることは、焦らず、地道に気長にコツコツ丁寧に活動を重ねていけばいい。カウンセリングは私にとって、自分自身も成長しながら一生をかけてやっていきたい仕事。
いま、私にとって仕事は2軸ある。
「やりたい仕事」と、「稼ぐための仕事」。
「やりたい仕事」は成果が出るのに時間がかかるから、成果が出るまで(=カウンセリング活動が目標としている太さになるまで)の間は、「稼ぐための仕事」として、得意で好きなこと(いまはカフェ店員)を仕事としていく。そのあり方に、納得している。
まだまだ、今は理想とする未来に続く道の途中。経過地点。
フリーランスで活動していると、挫けそうになったり、モチベーションを維持するのが難しいときも多々あるから、自分自身に言い聞かせる意味も込めて、こうしてnoteに記してみた。
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