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2025この冬を紡ぐ 言の葉

虎落笛 春待つ里を のし歩き

今日は山寺

ひとり旅 🚙

小寒入りの今日、
里山は粉雪舞う寒い一日です。

寒気がいよいよ強くなる時季、じっと春待つ草木も人も。


  冴え返る 寒九の水の 花手水 (はなちょうず)

寒九の水(かんくのみず)とは、寒の入りから9日目の「寒九」に汲んだ水です。

昔からの言い伝えでは
「この日に水を汲むと腐らない」
「一年で一番水が澄む日」とされており、汲み置きをして薬や料理に使う家もあったとか。
水もいっそう冷たくなるこの時季、いよいよ寒も厳しくなり、体調も崩しがちです。

みなさま、どうぞ、御身大切になさいませ。


里山の

小道辿りて湯に浸る

浮かぶ柚の実

ふたつみつ

胸の谷間に触れて寄る

雪はあてなくただ…降り頻きりおり


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