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恋の女のストーリー
<曲>
桑田佳祐
「この曲作った頃は一所懸命ピリー・ホリデイを聴いていた。そのマネをしたかったの。すごい黒人シンガーっているじゃない。かなわないよ。このへん(胸のあたり)から発声するでしょ。さっき言った日本語の感性みたいのも好きだけど、そうじゃないところでやらなきゃならないものもある。とりあえず憧れているのは向こうのものだからさ。」(1981年)
桑田佳祐
「これは『モーニングムーンは粗雑に』の中で、主人公のミオが歌っている曲なんですよ。時間的には割と早くできましたね。曲だけなら、15分位でできたんじゃないかな。
多少、ビリーホリデイみたいなものをやりたかったんですけど、結果的には少しけだるいものになりました。とても歌うのがむずかしかったような気がしますね。これもしゃくり上げるように歌うんですけれど・・・。
例えばこの曲のCmaj7それからCm7、Bm7、E7というようなコード進行をみると、要するにビートルズの『Yesterday』のフレーズですね。『Yesterday』の冒頭にあるコードの動きなんか非常に好きなんですよね・・。
まあ、けだるく歌ってみると雰囲気がでると思います。」(1981年)
これを書きながら、今ふと思い出したのが、そういえばこの当時桑田さんはしきりに「ビリーホリデイ」の名前を連発してたこと。
考えてみれば「ステレオ太陽族」はとってもロイクなアルバムなのねん。
<背景>
上記のように、映画「モーニングムーンは粗雑に」の中で高樹澪が歌い シングルカットもされた。
<1998.10.24記>
B面のこれ↓も桑田佳祐作詞作曲、八木正生編曲。久しぶりに聞いたらいい曲だなぁ〜。。