よく聞く、時事用語vol1

よく聞く、時事用語vol1ということで、
全5回

時事用語の解説をしていきたいと思います。

vol,1

日経平均株価とTOPIX

vol,2

Iot(Internet of Things)

vol,3

フィンテック(Fin-Tech)

vol,4

メタバース

vol,5

SDGs

この5つのお話をしていきたいと思います。


では、早速vol,1 「日経平均株価とTOPIX」

言葉としては、聞いたことがあるかもしれません。
日経平均株価とTOPIX

それについて、お話していきます。

皆さん、お昼のニュースや夕方に、、
「今日の日経平均株価の終値は・・・」
なんて言葉は聞いたことはないでしょうか?

【日経平均株価】:詳細・チャート - Yahoo!ファイナンス

日本に上場している、株(約2,000種類)の内、
取引が活発で流動性の高い225銘柄を、日本経済新聞社が選定し算出しています。

では、どこの銘柄が入っているのでしょうか?
以下に記載さえています。
日経平均採用銘柄の株価一覧 :株式 :マーケット :日経電子版 (nikkei.com)

では、もっと深堀をしてお話していきます。

ポイントは2つあります。
①225銘柄は、昔から一緒なのか。

結論、数年に1度除外されたり新たに加入されたりします。
最近では、任天堂やオリックス、キーエンスが加入しています。


②225銘柄の割合はどうなっているのか?
すべて均等?と・・・

https://fu.minkabu.jp/column/824引用先(2021年)

日経平均株価は、
225銘柄の平均と思いきや実は、ウェイトの比率が全く違います。
2021年段階でTOP1は、ファーストリテイリング(ユニクロ)

なのです。なので、ユニクロの株が下がれば日経平均株価の下落に大きく影響を受けます。

では何故そんなことが起きるのか。
採用銘柄の株価の単純平均であるため、値がさ株の指数ウェイトが大きくなりやすいという特徴があります。
ここで出てきた値がさ株とは、
株価の水準が高い銘柄のことで、 何円以上という明確な基準はありませんが、1単元(100株)の購入金額が50万円以上、つまり株価が5,000円以上の銘柄を値がさ株と呼ぶのが一般的と。

それぞれ225社、株価は違うのでこのようにウェイトの問題が出てくるのです。
なので、株価が高い、ファーストリテイリングやソフトバンクグループ等のウェイトが必然的に高くなってしまうのです。

なので、平均株価と言いながらも保有割合が平均さえているというわけではなく株価の平均であるためどうしても株価が高い銘柄に引っ張られてしまうことが多くあります。


では、次にTOPIX。
Tokyo Stock Price Indexの略で、日本語では東証株価指数と言います。

ズバリ、日経平均株価と何が違うのか。
東証1部上場企業の全銘柄が対象

になるのです。

東証1部の全銘柄の時価総額を基に指数を算出している点
なので日経平均株価の株価ベースとは違って
時価総額基準となります。

時価総額上位:株式/株価ランキング - Yahoo!ファイナンス

1位:トヨタ
2位:ソニー
3位:キーエンス

TOPIXは東証1部全銘柄の時価総額で構成されているため、たとえ時価総額が大きい企業でも、個別銘柄の価格変動がTOPIXに与える影響は限定的。

逆に考えれば、TOPIXの大きな変動は日本経済全体に動きがあったことを示しています。

なので、日本という国の成長や景気の基準をわかりやすく数値で判断する場合はTOPIXが一つの判断材料かもしれませんね!

今日は、日経平均株価とTOPIXについて
お話しました。
投資信託を購入する場合
日経平均株価やTOPIXに投資するかを選ぶことができますから
その参考にでもしてもらえたらと思います!!

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