今年実験的に作る、和歌山から頂いた南高梅
漬物王子(森藤)です。
今年は和歌山の梅が暖冬とひょう害でとんでもなく不作な様だ。
というかここ数年、寒くあるべき時に暖かくなり、戦くなるべき時に寒いので、花もうまくつかずとても難しい事になっているから基本的にあんまり良い梅が見つからない。
それは他の野菜物でもそうだけどね。土の温度が高いから、そこで育つ野菜じゃがいもとか人参がかなり高騰している。
これからいったいどうなってしまうのかね?
実験的に初める梅
実はうちの会社がある福島市大波地区には、数年前に震災復興に根差した取り組みとして和歌山から南高梅の木を頂いていた。
その樹木が育ち、昨年から少しづつ実を付け始めてきた。徐々に増えてきているので、来年は結構な量が取れそうだ。ということで、いずれはそれを製品化する予定です。
今年は実験的に、この梅を使ってみる^^
まるまると太った実ですよ。梅を大量に集まめるとフルーティーで良い匂いがする。
南高梅は種は通常の物より大きく、でも肉厚で美味しい梅である。この地区で採れた梅もそうであって欲しいけどどうだろうね。
ちなみに、福島りょうぜん漬の梅の漬け方は、昔ながら方法です。
塩漬けして柔らかくなったら天日干しする。ふわふわした可愛らしい梅になる
漬け込んだ梅酢をしその葉にかけて揉み各層に敷くと綺麗な赤に染まる。
原料は『梅』『塩』『しその葉』のみ
つまり天然100%の梅干しです。
砂糖やハチミツを使って甘くもしなければかつおの出汁を使っている訳でもないから苦手な人も居るかもしれないけど。
でもねやっぱり梅干しは酸っぱくてしょっぱくあるべきだと私は思っている。
酸っぱくてしょっぱい激しい味の奥には優しい甘さが出てきますよ♪
ちなみに大波で採れた南高梅ですが、名前をどうしようか考えています。
なんか良いアイデア有ったら教えてください^^
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?