考え得る限り最悪の不合格
受験に落ちた。
かなり長期に渡って、体調を崩しながらも奮闘したが、力及ばず、落ちた。そんな僕の合格発表の一部始終を簡単に説明しよう。
①一次の結果を見て、二次の結果だと勘違いしてぬか喜びした。上げて落とされた(受験にも落ちてるのでダブルミーニングってワケですかい)ことになる。
②加えて、結果確認の瞬間をカメラで撮っていたので、大喜び→お通夜ムードまでが丁寧に記録されている。
③トドメを刺すかの如く、何人かの友人には合格をラインで伝えていてしまっていて
よそう。
ちゅーか、落とすなら静かに落としてくれよ。確かに僕のミスではあるけど。大はしゃぎして飛び回って、友達に報告してからの不合格通知なので、かなり重たい一撃を喰らった気分だ。慈悲くらい与えてくれよ
僕は「不合格だったから次のチャンスで頑張ろう」くらいの熱量で受験に臨んでいない。真剣に、命懸けで、魂を鉄のやすりでゴリゴリ削り取るくらいの覚悟で真摯に受験に臨んだ。そんな僕よりも将来性と豊かた才能に満ち溢れた太陽のような人間が同世代にそんなにも沢山いたのか?それに対する大学側の返事がyesならば、そいつらの思考回路を一度……
よそう。
いくら言っても無駄、だ。
このやり場のない思いをどうにかするために自分を素材にして音MADを作った。スマホでやることじゃなさすぎる。かと言ってPCを開くのはめんどくさい。
偉そうな人「その気持ちを創作活動にぶつけられない時点で君のクリエイターとしての格が知れるよね」
え?誰ですか?
偉そうな人「私は君の中に潜む成功したクリエイターさ。ちなみにハワイに別荘を待ってるよ。あと猫飼ってる。2匹」
成功した結果に対する解像度が低い。確かに僕の心の中から出てきたみたいですね……
クリエイター「ほらほら、落ち込んでる暇があるなら一般の準備しなよ」
突然現れた黄猿「“八尺瓊勾玉”…!」
黄猿さん……!来てくれたんですか!
黄猿「傷ならある……深い傷が……もう休ませてくれ……」
この人も大変そうですね。ではまた明日。